筆跡心理コラム

カテゴリー

21日で驚くほど自分が変わる!潜在意識で自分を操る10の方法
菊地克仁
株式会社 往来庵
菊地 克仁

1953年東京生まれ。大学卒業後、飛島建設株式会社に入社。 国内をはじめ、国際事業部の一員として、主に東南アジアの国々(マレーシア、インドネシア他)の建築工事に建築技術者として従事。 1989年 三菱信託銀行に転職し、土地信託事業や不動産有効活用事業に従事。 その後、信託銀行主導で設立準備に参画した新会社に出向し転籍。現在に至る。 2004年ごろから、プロフィールの続きを見る

2018年01月19日

なぜ何気なく話す言葉から、その人の「意識レベル」がわかってしまうのか?(その3)

未来志向型(オプション型)と過去重視型(プロセス型)

今回のブログも前回の続きです。

 

【未来志向型(オプション型)】【過去重視型(プロセス型)】

これは簡単に言うと、何かを始めようとか決めようとする時に、そのモチベーションを生む源泉となるものです。

 

ここにAさんとBさんがいます。

 

何かを決めていこうとする時に、二人の考え方にある違いがあることがわかります。

 

Aさん▼

様々な可能性や多くの選択肢を見つけることでモチベーションが上がる。

 

Bさん▼

過去に最も正しかった方法がある筈なので、それを見つけて、これからもそれをルールとして活かしていこうとすることでモチベーションが上がる

 

Aさんは、現在よりも未来を見据えて、いろいろな可能性や選択肢を探そうとする姿勢が強いといえるでしょう。

Bさんは、過去から学んだ正しい方法や手順、一定のルールや決まりごとに従って結果に結び付けたいといった姿勢が強いと言えるでしょう。

 

こういった姿勢の違いは、無意識に発する言葉にもあらわれます。

 

未来志向型(オプション型)が強いAさんは、これから得られることや未来のこと、新しいアイデア、様々な選択肢などに焦点が当たる言葉や表現をよく使うと思います。

これらは言われたAさん自身にとっても、しっくりくる言葉です。

 

「ここにはいろいろな可能性がある」

「その先には様々な選択肢がある」

「刺激的なことが多い」

「将来の姿がイメージできる面白さがある」

「あなただけ特別に○○を考えていますが、如何でしょうか?」

「それってかなりあやしいですよね(=面白そうですよね)」

「そこには3つの方法があります(可能性の選択肢を示すもの)」

「たくさんあるからオモシロそう(選択肢がたくさんあることにポジティブな姿勢がある)」

 

次に、過去重視型(プロセス型)が強いBさんの例を考えてみましょう。

Bさんは、正しいやり方に従って、ものごとを達成することに焦点が当たる傾向が強いようです。

以下のような言葉や表現をよく使っていると思います。

逆にBさんが言われると、しっくりくる言葉でもあります。

 

「どこにでも、正しいやり方というものがあるものです。そうは思いませんか?」

「最初は○○で、次に○○、その後が○○で、最後が○○というプロセスになります」

「この方法は最も正しい方法として昔からあり、間違いのないものです」

「○○とは、そもそもこういうものなのです」

「ちゃんとやりたいですね」

「3つのステップがあります(具体的なやり方の手順を示したもの)」

「たくさんあるから大変だ(選択肢がたくさんあることにネガティブな姿勢がある)」

 

AさんがBさんを見ると、なにごとも決まりごとやルールを重視する姿勢が強く、正しい手順を常に意識している抜かりのない人に見えることでしょう。

 

そして、Bさんがどうやったら確実にその目標に達成できるのか、そのプロセス(経緯)について、最大の関心を払っていることをすぐに感じると思います。

 

また、一定のルールに従って、設定した目標に邁進する姿勢をBさんには強く感じることでしょう。

 

反面、変化に対する融通性とか柔軟性が足りないと感じることもあるでしょう。

 

また今までにないアイデアを生んだり、別の新しいやり方を考えることも、Bさんが苦手だとわかるかもしれません。

 

逆に、BさんがAさんを見たときに感じる印象については以下のようになります。

 

未来のことや将来のこと、いろいろな可能性などについて熱っぽく語るだけで、現実を見ずに夢だけを追いかけているように見えることでしょう。

 

Aさんは今やっていることよりも、将来のことや新しいアイデアなどに関心を寄せていることが多いため、地に足のついていない人などと感じることもあると思います。

 

また、Aさんはいろいろなアイデアを基に、ルールや決まりごとを作るのは得意なのですが、自分自身は守ろうとしない傾向が強いようです。

 

BさんはAさんに対して「自分もきちんと守れよ!」などと非難の目を向けているかもしれません。

 

一言で言えば、Aさんの「いろいろな選択肢や可能性があるからオモシロそう!」という姿勢と、Bさんの「いろいろな選択肢や可能性があったら、どうやって正しいものを選ぶのか面倒くさそう!」という姿勢の違いです。

 

ここで大切なことは、どちらの考え方や姿勢が正しいとか間違っているとか、ということではないということです。

 

正しいとか間違っているというのは、ある一定の条件下や環境での評価です。

 

個人個人の顔が違うように、ものごとに対する感じ方や考え方は人によってそれぞれです。

 

まず大切なことは、自分はAさんとBさんのどちらに軸足が乗る傾向が強いかを知ることです。

 

当然、その目的や目標によって、軸足となる左右の足の体重のかけ方は違うことでしょう。

 

だからこの方法は、人を簡単にタイプ分けするものではありません。

 

従って、「私はこのタイプ」などとは言わないようにしてください。

 

どうしてもタイプ分けしたい人は、常にBさんと同じような軸足を持った人かもしれません。

 

「みんな誰でも当然そう思うよね」と考えるのは、自分だけだと知っていればいいだけです。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 往来庵
住所:東京都港区南青山5-11-14
H&M南青山 E-404
TEL:03-6450-6641 / FAX:03-6450-6642
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2017年12月17日

【影響言語】なぜ何気なく話す言葉から、その人の「意識レベル」がわかってしまうのか?(その2)

 

話す「言葉」の差は、「意識」の差 〜自己基準型(内的基準型)と他者基準型(外的基準型)〜

 

あなたは、「何かいい服でもあれば買おうかな」と考えながら友達とあるブティックに入りました。

その場である服を買うことにしました。

その時、あなたはどちらで考える傾向が強いでしょうか?

 

A)「試着したとき、これが一番私に似合うと思ったので、これに決めました。」

B)「一緒にいた友達や店員さんが、「これが一番いい」と言ってくれたので、これに決めました。」

 

この時、

 

「別にこだわりもないし、他の人が「これがいい」という方で構わないの・・・」

 

という考え方もあるし、

 

「絶対に自分のこだわりを活かして着るものを決める・・・」

 

という姿勢もあるでしょう。

 

その差は、結果として買うものや値段にハッキリとあらわれてくると思います。

 

前回お伝えしたように、誰でも目的や向かう対象によって違う人格が出てきます。

 

その目的や対象に対してどういう言葉を使っているのかによって、その時の意識がわかります。

 

これらの意識は、次のように無意識に話している会話の中にも如実に表れてきます。

 

Aさん:「これって絶対○○だと思わない?ね!誰だってそう感じるよね!」

 

Bさん:「これって他の人が見たら、どう見えるかなぁ!」

 

【自己基準型】のAさんは、情報を集めて、自分自身の中にある一定の基準や価値観、信念などに照らし合わせてものごとを決めようとしていることがよくわかります。

 

「私がこれでいいと思ったんだから、これでいいの」という姿勢です。

 

一方【他者基準型】のBさんは、外部の評価や評判、他の人から自分がどう見えるのか、といった視点で考えた上で、自分の行動を決めようとしていることがわかります。

 

あなたはどちらの軸足が強いでしょうか?

 

これはどちら側に軸足が寄っているから良いとか悪いとか、という問題ではなく、

 

「その状況下にあるときに、どちらの視点で見ている自分がいますか?ということを知っておいてくださいね」

 

という意味です。

 

これが自分自身の姿を第三者の目で見ることにもつながります。

 

【自己基準型】のAさんは、次のような表現を使うことが多そうです。

 

「あなたも、○○だと思いませんか?」

「あなたも当然○○だろう、とお感じになっていると思いますが・・・」

「既にお分かりだと思いますが・・・」

「これから先はご自身でお決めになることですよね」

「もっと情報が欲しいですね」

 

これらはすべて自分の内側にある一定の基準や価値観に基づく意識や行動をあらわしている表現です。

「自分がそうだから、相手もそうだろう・・・」といった自分の中にある無意識の前提を言葉にあらわしたものと言えるでしょう。

 

【他者基準型】のBさんは、次のような表現を使うことが多そうです。

 

「これは皆様からご好評をいただいているものです」

「これが一番のお薦めになります」

「この分野の専門家のご意見では・・・」

「数多くのフィードバックによると・・・」

「あなたは、○○すべきだと思います。」

 

こういった言葉は、その判断基準を自分以外の世界に置いていることがわかります。

自分の判断よりも周囲の人や専門家の意見や評判を気にしながら決めていこうとする姿勢です。

 

「周りの人の目や、関係する他の人の考え方を良く理解して、賛同を得ながらやらないとダメですよね」という前提があることがわかります。

 

例えば、この特徴を持った典型的な方の質問としては、「ねえ、私って人の目を気にしているように見える?」です。

 

こういった姿勢は簡単な質問をして知る方法もあります。次の質問です。

 

「うまくいったとき、“うまくいったなぁ”・・・って何で判断しますか?」

 

【自己基準型】の人は、以下のようなことを言うかもしれません。

 

「自分の中に湧き上がる達成感でわかります」

「何となく自分の中で感じるんですよね」

「自分で「やったぁ!」と思える瞬間があるんです」

「胸に手を当てると、うまくいったときは何か違う感じがするんです」

「自分の心の中に「うまくいった!」というささやきが聞こえる気がするんです」

あくまで自分内部の感覚を大切にしている姿勢です。

 

【他者基準型】の人は、以下のようなことを言うかもしれません。

 

「大きな拍手と歓声をいただけたので・・・」

「上司から(先輩から、先生から)良かったと言ってもらえたので・・・」

「アンケート結果のコメント欄を見て・・・」

「尊敬する方からお褒めの言葉をいただいたので…」

「私への周囲の方々の対応が変わったので・・・」

 

自分自身よりも、周囲の方々の反応に軸足のある姿勢です。

 

無意識に口から出てくる相手の言葉から、その人の本音部分がわかることで、あなたのコミュニケ―ションの質も変わるかもしれません。

 

あるいは、自分の発した言葉から、自分自身のことをより深く知るチャンスを得ることになるかもしれません。

 

これは将来を目指す成長には欠かせないことだと言えるでしょう。

 

次回は、ものごとを決める際に、将来を見て決めようとする【これから何する型(オプション型)】なのか、今までの実績等、過去を見て決めようとする【今まで何した型(プロセス型)】なのかといったように、未来と過去のどちらに軸足を置いて考えていく姿勢が強いのか、といったことについて触れていきたいと思

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 往来庵
住所:東京都港区南青山5-11-14
H&M南青山 E-404
TEL:03-6450-6641 / FAX:03-6450-6642
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2017年12月04日

【影響言語】なぜ何気なく話す言葉から、その人の「意識レベル」がわかってしまうのか?(その1)

今回のコラムは、前回のコラムでお話した影響言語に関するものです。

 

前回のコラムはこちらをご覧ください↓
【コラム】影響言語とは何か?

 

話す「言葉」の差は、「意識」の差

 

(その1)【まず動いてみる型(主体行動型)】と【まず考えてみる型(反映分析型)】

 

ここに、とっても積極的なお話をするAさんがいます。

 

Aさんは中小企業で働いている中堅社員です。

社長によくこんな表現を使って話をします。

 

「○○については、よく分析して、様子を見る必要があると思います。」

「○○をしなければならないと思います。」

「それは、絶対に○○すべきです!」

「本来、これは○○であるべきなのです。」

「それができたらいいと思っています。」

「是非やってみたいですよね!」

「それは、できるんじゃないですか?」

 

こうしたAさんの言葉を聞いてあなたは、Aさんはとても積極的な姿勢の持主だ、との印象を受けるかもしれません。

もしここでご紹介するスキルを知らなければ、「Aさんは、いろいろと思慮深いし、前向きな姿勢で取り組んでいて、なかなかいいじゃないか・・・」などとAさんを評価する社長さんもおいでになるかもしれません。

 

ここで質問です。

 

Aさんが決して「口にしようとしないこと」は何でしょうか?

 

これだけいろいろ言っているようで、「あること」を一言も言っていません。

 

あなたはそれが何だかお気づきになりますか?

 

それは、Aさんはこれらの数ある発言の中で、

 

「私がやります!」とか、「是非、私にやらせてください!」とは一言もいっていない、ということです。

 

自分がリスクを負う可能性のあることは上手に回避して、前向きなイメージを与える姿勢だけはキチンとアピールしようとしている姿勢がうかがえます。

自分の周りの状況や事態、社長の意見や反応を見ながら、深く考え、じっくり分析してから、そのうち行動に移していこうとする典型的な姿勢の持主です。

最終的には何ら自らは行動に移さないこともあります。

 

でももしかすると、Aさんの本当の狙いは、このようにリップサービスをして積極的で思慮深い姿勢を社長にアピールすることではなく、本当に自分でも何かをすぐにでも行動に移したいと思っているのかもしれません。

単にその気持ちを社長にストレートに伝えられないだけ、という状況も十分に考えられます。

 

そこで、このAさんの言葉が、単なるリップサービスなのか、本気の姿勢のあらわれなのかを見極める質問があります。

Aさんの「本当の姿勢」を簡単に見破る質問です。

 

それは・・・

 

『ねえ、Aさん! 何が変われば、「それ、私がやります!」って言えるの?』

 

社長から面と向かって言われたこの質問に対して、本当に自分でやる気があれば、これ幸いとすぐに具体的なことについてAさんは社長に何かを提言したり、返答してくるでしょう。

 

反対に、社長に前向きな姿勢をアピールすることしか考えていなければ、「え!?それは・・・」と言って身体がこわばり、言葉に詰まってしまうかもしれません。

下手なことを言うと、社長に言質を取られて、自分がリスクを負うハメになってしまうからです。

 

これが何気ない言葉にあらわれてくる「意識の差」です。

 

多くの社長が社員に期待していることは、自分で積極的に行動することです。

物知り顔の評論家などは必要としていません。

 

多くの中小企業では、社長自身が、自ら進んで能動的に、そして積極的に行動する傾向にあります。

彼らは「それは私がやる!」というつもりで、いつも新たな市場を見据えて自分の行動を考えているのです。

「できる、できない」ではなく、「する、しない」というレベルでものごとを考えています。

姿勢だけ上手にアピールしておこうとする人とは、こうした意識レベルが全然違うことがわかります。

 

ここでAさんの様な意識レベルの人を、社長の意識レベルに引き上げるのが、先ほどご紹介した質問です。

 

この「何が変われば、私がやりますって言えるの?」という質問は、とても優しい表現の問いかけだと思います。

「それは自分がする!」「自分がやるのが適任だ!」と思っている人にとっては、最高の誘導になるとは思いませんか?

 

半面、

 

「自分がそれをするわけじゃないし・・・」

「誰かがやればいいんじゃないの・・・」

「私は提案しているだけだし・・・」

 

と思っている人にとっては、気持ちの裏側を見透かされたような心にズシンと響く非常にきつい質問になります。

 

こういった社長からの問いかけが社内で常態化してくると、社長に何かを提案しようとする社員は、この高い意識レベルをもって社長に自分の意見を伝えるようになるでしょう。

評論家意識から当事者意識を持つ社員に変わり、いつの間にか社員の意識が社長の意識レベルに引き上げられることになります。

 

こうした何気なく使われる言葉の裏側にあるその人の意識を、言葉から探り、見極めていくことで、本人の意識レベルを知り、新たな問いかけの言葉で、本人の意識を変えていくことができます。

これは、ある言葉から自分の中にある「価値の基準」を刺激するといった、いわゆる「気づき」の瞬間でもあります。

 

また、相手の心の中にある意識を知ることで、相手とのより良いコミュニケーションに活かすこともできます。

 

何気なく話す言葉から、自分自身も含めてその意識を読み取るスキルについて、引き続きお伝えしていきたいと思います。

 

このスキルは、他人ばかりでなく、あなた自身を知ることができる、といったとても優れた方法でもあると思います。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 往来庵
住所:東京都港区南青山5-11-14
H&M南青山 E-404
TEL:03-6450-6641 / FAX:03-6450-6642
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2017年11月20日

影響言語とは何か?

 

影響言語とは何なのか?

私のお伝えしている筆跡心理スキルは、書く字で潜在意識に刺激を与えて自分自身を望む方向に変えていく方法ですが、「筆跡診断」「NLP(神経言語プログラミング)」、そして「影響言語」を活用しています。

 

でも、残念ながらこの「影響言語」について知っている人は少ないと思います。

 

今回は影響言語とは何かということについて解説したいと思います。

 

影響言語とは、カナダNLP協会創設者であるシェリー・ローズ・シャーベイ氏により、「無意識に話す言葉や表現」と「意識や行動」の関連性について、実践的に体系化された実践心理学です。

内容についてはこれから簡単に触れていきますが、このスキルを取り入れているところとして、カナダ経済協力開発機構、国連教育科学文化機構、欧州会議、フランス銀行、IBMヨーロッパ、エア・カナダ等々の公的機関や国際企業が既に名を連ねているようです。

 

なお、このコンテンツが言語に関する専門分野だったこともあり、日本での翻訳版の公開は発表から15年後の2010年夏になりました。

コンテンツを理解できないと正確な翻訳ができないといった壁があったようです。

 

日本での公開直後、私はシェリー女史から直接教わる機会に恵まれ、トレーナー資格を取得しました。

 

言葉のウラには意識が隠れている

影響言語とは、その人の「思考のクセ」や「行動傾向」、「意思決定方法」などについて、その人の好んで使う言葉や表現、言い回し等を観察して読み取る実践心理学です。

 

誰でも無意識に発する言葉のウラには、その人の心の奥底にある意識が隠れています。発せられる言葉からその隠れた意識に焦点を当て、相手を知る方法でもあります。無意識に発している自分の言葉から、自分自身の無意識の世界を知ることもできます。

 

例えば次のような場面を考えてみましょう。

 

「これは○○かもしれないし、□□かもしれませんねぇ。様子を見ながら、分析して、よく考えていきたいと思います。」という言葉を聞いた時、あなたは以下の2つのどちらを感じるでしょうか?

 

1)「さすがにこの方は思慮深く、熟考する姿勢が信頼できるなぁ・・・」

2)「解説はイイから、やるかやらないか、ハッキリさせろよ!判断が遅いなぁ・・・」

 

1)と感じる方は、その目的や目標に向かって、周りの状態を分析したり、いろいろな意見や考えを聞いて調整して行動に移ろうとする傾向が強い人でしょう。

そのままいろいろ考えるだけで、結局最後は何も行動には移さない場合もあります。

 

2)と感じる方は、自ら進んで積極的に行動したいという姿勢が強く、自分だけで独断専行するようなこともあるかもしれません。

「すぐに何かをやりたい」といったところがあり、「するのかしないのか?」とか、「やるのかやらないのか?」といったことに焦点が当たっていると言えるでしょう。

 

このように、相手の発した言葉や表現に対して、受け取り方が人によってまったく異なることがあります。

これは、同じ言い方でも、人によってとらえ方がまったく違うことがある、という誰もが一度は社会生活の中で経験したことがあることではないでしょうか。

 

影響言語と筆跡心理は似ている

影響言語の筆跡心理も、「無意識の世界から出たものを分析する」という見方が似ているところを指摘することができると思います。

 

無意識の世界にあるその人の思考や姿勢の一部が、影響言語は「言葉や表現」として、筆跡心理は「文字の形」としてあらわれているのです。

 

影響言語は、相手の発する言葉に注意を払い、その人の潜在意識の世界を分析する方法であり、筆跡心理は残された筆跡を診ながら分析するといった違いがあります。

どちらもその人の潜在意識を読み取るスキルという点では同じだと言えるでしょう。

 

更に、「言葉を変えるとその人が変わる」、「書く字を変えるとその人が変わる」といった具合に、言葉や文字を使って自分自身を変えていく方法があります。

 

影響言語は「自分を変える」可能性を秘めている

「言葉」は、自分さえも知らないところでダイレクトに潜在意識に影響を与えているということを、知っておいた方がいいかもしれません。

あなたは普段から、あなたの使う「言葉」を絶対におろそかにしてはいけません。

「言葉」は、「あなたそのもの」だからです。

 

逆に言えば、「言葉」を上手に変えて使うようにすれば、あなたの将来に向けて自分でより良い人生に導いていくことができる、ということを示しています。

 

「言葉」は、単にあなたの無意識の世界が表に出ているだけ、と考えていませんか?

この考え方は、あなたの心の内部の世界が言葉になって口から出ているだけ、といった一方通行の動きしか認識していないことになります。

 

【無意識の世界】➡【「言葉」の世界】

 

といった一方向の動きしかわかっていないことになります。

 

実は、使う「言葉」を変えることで潜在意識が刺激され、あなたの潜在意識を変えていくことができます。

そして潜在意識が変わると行動が変わり、考え方も変わり、人生まで変えていくことになります。

更に交友関係も変わり、あなたの運命を変えていくキッカケを創ることになるでしょう。

 

「無意識の世界」と「言葉」は可逆的な関係だ、ということです。

ここまでの文章の中の「言葉」の箇所を、「筆跡」に代えても同じことが言えます。

「言葉」と「筆跡」、どちらも潜在意識を効果的に刺激するツールなのです。

 

ちなみに弊社では、こうした「言葉」や「筆跡」をツールとして、あなたの人生をより良いものに変革していくお手伝いをしています。

 

「これからの自分の人生を変えていきたい!」

「これからの人生の目的地を明確にしたい!」

「もっと違う生き生きした人生がある筈だ!」

「自分らしさを活かした人生を楽しみたい!」

「自分の個人特性を強みとして活かしたい!」

 

といった方々のお役に立ちたいと思っています。

 

もし興味があれば、こちらから詳細をチェックしてみてください。

あなたの人生の軸を発見するための無料診断会

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 往来庵
住所:東京都港区南青山5-11-14
H&M南青山 E-404
TEL:03-6450-6641 / FAX:03-6450-6642
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

2017年11月08日

社員が会社を辞める本当の理由とは?

社員が辞めてしまった?

 

職場で、苦楽を共にして一緒に働く仲間だと思っていた人が、突然辞表を出して会社を辞めてしまった、などということがあります。

周りは理由もよくわからず、上司に何も告げることなく辞めてしまうことなどもあります。

適当な理由をつけて辞めていく人もいます。

上司や関係者には、その本当の理由を言いたくないのです。

 

リクルートNEXTが発表している離職理由がとても興味深いので、以下に挙げておきたいと思います。

 

会社を辞める理由ランキング

 

rikunabi

 

出典:リクナビNEXT 転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

 

といった具合で、1~4位の理由だけで退職理由の77%を占めています。

 

離職者の4割近い人が、「キャリアアップしたかったから」という前向きな退職理由を挙げています。

職を辞してまでキャリアアップしたかったということです。

 

ただし、これらの回答は、実は転職仲介業者から教えてもらった模範解答を会社側に告げているに過ぎないと言われています。

退職の際の問題を最小限に抑えたいことから、誰にでも受け入れやすい退職理由を模範解答通りに告げているだけです。

辞める会社に本当の退職理由を言ったところで、何かが変わるわけでもない、というのはその通りですが、このようなデータになってしまうというのは恐ろしいところです。

 

では、辞めていく人の本音の退職理由とは何でしょうか?

次に説明したいと思います。

 

社員が辞める本当の理由とは?

 

前に挙げたものが「建前ランキング」とすれば、これらが「本音ランキング」です。

同じくリクルートNEXTからの抜粋になります。

 

会社を辞める理由本音ランキング

rikunabi2

出典:リクナビNEXT 転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

 

こちらは本音なので、理由も様々で個人差があり、その内容もいろいろバラけているのが良くわかります。

48%を占める「5位 その他」の項目に中には、数%づつ様々な理由が挙げられています。

ここで退職理由を「人間関係の悪化」という視点で見てみると、1位、2位、4位が当てはまります。

その他の理由の中にある項目も同じ視点で分けてみると、退職理由の実に62%が「人間関係の悪化」と理由が占めていることがわかります。

これは、逆に言えば職場での人間関係が悪化しなければ、6割以上の人が会社を辞めていなかった、ということになります。

 

つまり、

 

「仕事が辛いから・・・」

「残業が多いから・・・」

「忙しすぎるから・・・」

「満足な休みもないから・・・」

 

などというのは、本当は離職の際のほんのわずか理由のようです。

忙し過ぎて精神的に自分を追い込んでしまい、自殺の道を選んでしまう人はいますが、こういった方々は、仕事での自分の責任を全うしようとする姿勢に軸足があることがわかります。

辞めずに頑張ろうとする姿勢がウラ目に出てしまっているのです。

 

辞める人の理由の過半が、誰かとの人間関係がうまくいかなくなり、その関係も修復ができず、やがてその場から逃避する形で離職する道を選んでいることがよくわかります。

ここで言う誰かとは、社長、上司、同僚、部下、取引先等々、仕事を通じて関係した方々だと思います。

「あのバカ上司さえいなければ、会社は絶対に辞めていなかった!」とか、「あんな社長のもとでは、金輪際一緒に仕事する気はありませんよ!」などという理由は、まさにその典型だと思います。

 

どうすれば社員が辞めない会社をつくれるのか

組織の中で「人間関係を悪化させない」ということは基本ですが、だからと言って、社員みんなのご機嫌をうかがいながら仕事をしてもらう、などという発想を社長が持つ必要などまったくありません。

 

ここで大切なことは、人は誰でもその人なりの「個人特性」を持っている、ということです。

この個人特性が他と違うから抑え込む、普通と違うから非難する、というのではなく、逆にどんどん個性として伸ばしながら仕事に活かしてもらえれば、本人にとっても組織にとってもプラスになることです。

お互いの個人特性を認め合い、その特性を活かせる場がいろいろある職場環境が理想だと思います。

 

個人特性について、私のクライアントさんの例をお伝えしたいと思います。

彼女は会議の席でパソコンを叩きながら、その時の議題や出された様々な意見を素早く記録し、会議終了と同時にプリントアウトして、参加者全員に議事録として配ることを日常的にやっている人でした。

 

私はつい「スゴイですね!」と話したのですが、「こんなこと、慣れれば誰にでもできることですよ・・・」と実にそっけない返答が返ってきました。

 

「自分が努力しないでできることは、誰にでもできることだ・・・」という風に考える傾向は誰にでもあるようです。

実はその能力を自分で意識して、もっともっと磨いていったら、才能として開花するかもしれないのに・・・本当に残念なことです。

彼女のいる組織の中で、彼女にその素晴らしさや、たぐい稀な能力を指摘し賞賛する人がいたら、彼女の生き方は変わっていたかもしれません。

自分で「これは誰にでもできること」と口に出した途端に、その才能として開花するかもしれない芽を自ら摘んでしまうことになります。

 

組織の構成メンバーは、顔や身長、体重が違うように、それぞれ異なる「個人特性」を持っています。

お互いがその個人特性を認め合い、個性として伸ばせるような職場環境をつくることが重要なことだと思います。

誰もが仕事へのモチベーションを上げながら、働きやすい状態を維持することができるようになるでしょう。

 

一見、立派な姿勢だと評されるような「頑張る」「努力する」という言葉は、実は、イヤなことや不得意なことを無理してするときに使う言葉です。

あなたが趣味などに没頭している時には、絶対に使わない言葉だと思います。

こういった言葉や表現を一切使わずに、楽しく仕事をしている人は世の中にいます。

その人は天職を得たか、あるいは最高の職場環境にいるのだと思います。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 往来庵
住所:東京都港区南青山5-11-14
H&M南青山 E-404
TEL:03-6450-6641 / FAX:03-6450-6642
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

港区の筆跡心理コンサルタントが贈るお役立ちコラム

日本で唯一の筆跡心理コンサルタントは、港区南青山を拠点に活動しております。セミナーやコンサルティングを通じて、たくさんの方の筆跡を拝見したり、ご相談を受け、日々思うこともございます。
そうした想いや皆様にぜひお役立ていただきたい事を、コラムとして配信しておりますので、ぜひご覧ください。コンサルティングは、ヒーリングに近いと言われることがございます。自分の潜在意識に働きかけるだけで、こんなにも自分が変わるのかと皆様驚かれるのです。
コラムではご相談を受けた方を題材にしたケーススタディーや、実際の筆跡を画像でご覧いただけるようになっております。コラムを読むと筆跡心理に興味をお持ちいただけるはずです。気になった方は、港区の筆跡心理コンサルタントにお気軽にご相談ください。