筆跡心理コラム

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21日で驚くほど自分が変わる!潜在意識で自分を操る10の方法
菊地克仁
株式会社 往来庵
菊地 克仁

1953年東京生まれ。大学卒業後、飛島建設株式会社に入社。 国内をはじめ、国際事業部の一員として、主に東南アジアの国々(マレーシア、インドネシア他)の建築工事に建築技術者として従事。 1989年 三菱信託銀行に転職し、土地信託事業や不動産有効活用事業に従事。 その後、信託銀行主導で設立準備に参画した新会社に出向し転籍。現在に至る。 2004年ごろから、プロフィールの続きを見る

2017年06月27日

あなたは大丈夫?ストレスが溜まると出やすい筆跡

ストレスがたまっているのに自覚できないことがある

 

「長生きするためには、多少のストレスがあった方がいいらしい」という話、あなたはどこかで耳にしたことありませんか?

ある程度のストレスは、適度な緊張感を生むことになるので、悪いことばかりじゃないという考え方もあるようです。

本人の中に本当にストレスがまったくなくなってしまうと、徐々にボケが始まる、という考え方もあるようです。

 

ところで基本的な話になりますが、ストレスって一体何でしょうか?

 

いかにもストレスという物質があって、体内または脳内に物理的に何かたまるものであるかのような前提で語られることが多いようです。

ですが、ストレスとはモノとしてあるのではなく、自分の内部に感じられる精神的負担のことだと思います。

実態あるモノとして見ることができないので、それが何なのか自分でもよくわからないこともあるようです。

 

自覚できなくても、ストレスは文字にあらわれる

 

筆跡はその人の心の内側を「見える化」するものです。

心の奥底に感じるストレスについて一定の許容範囲を超えると、筆跡にあらわれやすくなります。

個人差はありますが、あなた自身がこういった筆跡特徴のある自分の字を見つけたら、

 

「あ!結構ストレスになっているな・・・自分なりの発散方法を実行しよう!」

 

と自己コントロールするために指標として活用することもできます。

具体的にこうしたストレスが、字のどういったところにあらわれるのか、次に一例をご紹介したいと思います。

 

具体的な特徴のご紹介

以下にとてもわかりやすい事例をご紹介します。

 

「道」などの字で、旁の「首」の中の横線が付いてしまっているような字を見かけることがあります。

字がつぶれてしまっているのです(画像 左)

 

スクリーンショット 2017-06-27 16.48.20スクリーンショット 2017-06-27 16.48.27

 

本来なら横線で3つに区切られた間隔ができる部分です。

 

こういった字を書く人は、日頃から細かいことや嫌なことに神経をすり減らしていることがうかがえます。

つまり強いストレス状態に置かれているため、細かい作業などはできるだけ省略したくなるのです。

あるいは気を配るのもおっくうな状態なのです。

 

そして興味深いのは、こういった行動は、ほとんどの場合無意識に行われることです。

この字を書いている精神状態をあえて言えば、

 

「ここまで書けていれば誰だって「道」って読めるでしょ。

わかればいいじゃん。細かいことにいちいち気を配っていられない!」

 

・・・こういった感覚が、まさに日常的に強いストレスを感じている証拠なのです。

 

その反動が日常的な行動にもあらわれ、字にも残されているのです。

 

普段の行動でもストレス過多の人は、ちょっとしたことに対しても、過敏に反応したり、行動や言葉遣いが少し荒くなることが多い筈です。

態度や言葉遣いなどを無意識に変えて、ストレスを発散させているのです。

そのストレスのはけ口にいる人はたまらないですね。

 

ここで挙げた字を書いた方は、その後3週間ほど長期休暇を取られて旅行に行かれました。

 

帰ってきてすぐに書いてもらったのが、先ほどの画像右の字です。

前に書いた自分の「道」の字を見せたところ、「え!こんな字書いていましたか?」と本人も驚いていたことを思い出します。

意識の上では感じていなかったストレスも、字にはハッキリと出ていたことになります。

 

ストレスがたまったときの解決策をいくつかご紹介

 

ストレス発散法は人によっていろいろあると思います。

 

大切なことは、

 

1.まず自分がストレスを感じていることを自覚すること。

2.そうなっている原因がどこにあるのかを知ること。

3.自分なりのストレス発散法を知っておくこと。

 

です。

 

ストレスを感じる原因の中には、一定の自分勝手な思い込みで一方的な解釈をしたり、相手に対して余計な猜疑心を持ったりしていることもあります。

 

あるいは、「私は○○でなければならない!」とか、「私はこうあるべきだ!」といった信じ込みと、その意に沿えない現在の自分の姿に、イライラ感や腹立たしさをつのらせている可能性もあります。

自らストレスを作りだしているワケです。

 

「なぜ、ストレスと感じるのか?」とよく考えてみると、その原因が、自分の内部に潜んでいるある一定の強い信じ込みと現実とのズレによることもあります。

 

世の中には、自分のストレスの原因となったことと同じことを周りの人に対しても行い、自分のストレスを発散させているような人がいます。

誰かにイヤなことをされたら、自分もイヤなことを誰かにするという姿勢です。

この方法は、ストレスの発散方法としては最悪だと言えます。

なぜなら、周りを不快にさせるだけでなく、本人も周囲を巻き込みながら、ストレスフルな負のスパイラルに一緒になって巻き込まれていくことになるからです。

 

まとめ

 

筆跡は、その人の心の内側にあるものが痕跡となってそこに残されています。

心の中にわだかまりがあれば、そしてそのわだかまりが大きなストレスとなって心身の重荷になっていれば、無意識に書く字にその特徴が自然とにじみ出してきます。

誰もがその時の自分にとって最も心地良い字を書いています。

本文でも触れたように、通常であればキチンと間隔を空けて書く部分も、省略したり、グチャグチャっと書きたくなってしまうのです。

 

例えば、最近よく眠れないとか、夜中に目が覚めてしまう、あるいは最近ものごとがすぐに決められないことが多い、急に汗が出るようになったといった具合に、ストレスによる不調は、必ず身体のどこかにサインとしてあらわれるものです。

これは行動の一部である「字を書く」という作業の中でも、同じようにあらわれているのです。

筆跡はその場に残されているので、目で見てすぐにわかる証拠でもあります。

 

身体に変調をきたす前に、そのストレスの原因を探り、自分にとって最も有効と思われるストレス発散法を実行することが重要だと思います。

健康状態に支障をきたす前に、自分のことは自分でコントロールする意識を持つことが大切です。

 

 

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2017年06月20日

筆跡診断は果たして信憑性があるのか?

 

筆跡診断で特性がわかる

例えば、あなたと同じ職場で何年間も一緒に仕事をしてきた人がいるとします。

 

何年も一緒にいたこともあり、あなたはその人の人柄や個人特性について、ある程度はわかるようになっているはずです。

 

この人柄や特性は、出会ってすぐにわかるようなことではなく、一定の観察期間が必要なものです。

 

ただ、筆跡を一目見れば、このような「時間をかけないとわからないような人柄・特性」が一瞬でわかります。

 

これは、字を診れば会ったこともない相手の特性を事前に知ることができる、という大きなメリットにつながります。
もちろん相手を知るための時間の節約にもなります。これができるようになると、より良いコミュニケーションや人間関係の構築に大きく貢献することになるでしょう。

 

相手の特性を事前に知ることで、より良いコミュニケーションが図りやすくなると共に、短時間で人間関係の構築ができるようになります。
これがあなたにとってどれだけ大きなアドバンテージを生むのか、すぐに想像できると思います。

 

では果たしてどれくらい信憑性があるのか?

 

私の行っている筆跡で診断する方法は、私の師匠である日本筆跡心理学協会 根本寛会長(故人)から習得したものです。
日本筆跡診断士協会 森岡恒舟会長のもとで故根本寛氏が共に様々な方々の筆跡データを集め、筆跡診断の世界をまとめあげたものが基本になっています。元のデータに関する資料は公開されておりませんので、筆跡から診断していく方法の信憑性を疑う声が一部にはあるようです。

 

私は今までに1,400名を超える方々の筆跡を診断してまいりましたが、個人特性と筆跡診断の内容が大きくズレることはありませんでした。
その字を書いた方の個人特性を見極めるツールのひとつとして、とても有効な方法だと思っています。

 

ただし注意して欲しいのは、この方法でその人の特性がすべて明確にわかるということではないということです。
個人特性が、本人ですらすべてがわかっているとは言い切れない以上、筆跡からわかるのはその中の部分的なものになります。

 

特に筆跡診断は、その人を決してタイプ分けするものではない、ということも大切なポイントです。
「○○といった特性を持っている」ということまでしかわかりません。
その特性が目に見える形になってあらわれているかどうかまでは、わからない場合もあります。
人は目的に応じて考え方や行動を変えることがあります。これが、「ひとりの人間には人格が70ある」などと言われる所以です。

 

ここで最も大切なことは、「その○○といった特性が自分にある、ということをどこまで自覚しているか?」という点です。
これがわかれば、意図的にその特性を活かすことができるようになります。
その特性に気がつかず、「そんなの誰だってそうでしょう?」ととらえていたら、その特性を伸ばすどころか、初期の段階でその芽を自ら摘んでしまうことになりかねません。
なぜなら、「誰だってそうだろう・・・」と信じている部分を、自分の個性として伸ばそうとは誰も思わないからです。

 

筆跡診断の歴史(海外)

フランスでは、筆跡から書き手の性格を分析する筆跡心理学(グラフォロジー(Graphology))の分野の研究が進んでいます。
グラフォログ(筆跡診断士)と呼ばれる有資格者が、フランスの公的機関のもとで認可されています。
「グラフォログ(筆跡診断士)」第1種は、フランス・グラフォロジー協会が認定し、第2種は国家資格になっています。

 

このフランス・グラフォロジー協会(パリ)は、ヨーロッパのグラフォロジーの分野では総本山として位置づけられているようです。
この協会のこれまでの役員は、アンドレ・ジイド、アルバート・シュバイツァー、アンドレ・モーロア等、ノーベル賞受賞者や知識人が名を連ねており、非常に権威ある団体となっているようです。

 

またフランスでは、企業の社員採用の際に、個人特性を知る資料としてグラフォログの筆跡診断結果が使われるそうです。
他に、ドイツ、イタリアでもグラフォログは公的機関の有資格制度として成立しています。
アメリカではあまり一般化はしていませんが、精神科を中心とした医学的グラフォロジーの研究に熱心のようで、神経症や精神病と筆跡の関係が研究されています。

 

日本における筆跡診断の歴史

※以下は故根本寛氏の書かれた記事から一部抜粋したものです

 

我が国における筆跡心理学の最初の著作物は、昭和39年に発刊された『書の心理』(誠心書房)です。
当時、新潟大学教育学部の黒田正典教授(1916年生まれ。元/東北福祉大学教授)が著したものです。
黒田先生は、同著の中で「筆跡心理学」という用語を使用しています。
外国の筆跡心理学の紹介と、ご自身も毛筆の筆圧測定など独自の研究を行い、東北大の教授連との交流があり協力も得ていた様子です。

 

『書の心理』のまえがきにつぎのように書いています。

 

(前略)

 

「わが国の筆跡心理学は、これから広大な未知の地帯に向う探検に似ている。
本書では計量的、実験的方法と内観的、了解的方法の両方が重視された。
前者は実証的であり、後者は直感的であるといえる。
よく誤解されるように、直感的なものは実証的なものによって克服されねばならないような認識論的に価値低いものであるとは考えるべきではない。
正しい認識のためにそれぞれの役割を持っていると考えるべきである」


(中略)


「本書では、あるものにおいては、実証的なものをして直感的なものの妥当性を検討させている。
他のものにおいては、重要なものは直感的なものであり、実証的なものは直感的なものを統制する補助手段となる。
また、さしあたり実証的なものが無力な対象については、直感的な見通しの獲得が求められている。
直感的なものが見通しを与え、実証的なものがその見通しを確かめるといわねばならぬ」

 

(後略)。

 

このように、筆跡心理学の研究においては、「直感・推論」的なものと、「実証」的なものの双方にそれぞれの役割があり、大切であると述べられています。

 

筆跡だけでなく「人」を見るのも重要

「健康であること」とは、肉体と精神が調和した結果です。
同様に、人を観察する時は、筆跡を診ると同時に本人と直接会うことも、とても大切なことだと思います。

それは筆跡からわかった個人特性を、実際に確かめる意味でもあります。
つまり、筆跡でわかった特性と本人の行動傾向や言動との差を観察することができるのです。
本人が筆跡でわかる特性を表に出していないとき、必ずそこには何らかの理由があります。
その理由を明らかにして、本人のことをより深く知るチャンスにつなげることもできます。
このように直接相手に会うことも、プロファイリングする上では重要な役割を担っています。
実際に会う前に、既に相手のことがある程度わかる、というメリットを有効に使ってもらいたいと思います。

 

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