筆跡心理コラム

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21日で驚くほど自分が変わる!潜在意識で自分を操る10の方法
菊地克仁
株式会社 往来庵
菊地 克仁

1953年東京生まれ。大学卒業後、飛島建設株式会社に入社。 国内をはじめ、国際事業部の一員として、主に東南アジアの国々(マレーシア、インドネシア他)の建築工事に建築技術者として従事。 1989年 三菱信託銀行に転職し、土地信託事業や不動産有効活用事業に従事。 その後、信託銀行主導で設立準備に参画した新会社に出向し転籍。現在に至る。 2004年ごろから、プロフィールの続きを見る

2015年04月22日

意図的に良好な人間関係を築くために知っておきたい10の人間観

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例えば、

「何気ない一言で友人を傷つけてしまった…」
「余計な一言で家族関係が険悪になってしまった…」
「いつの間にか上司(部下)に嫌われていた…」

こんな経験はありませんか?

たとえどれだけ気を遣っていたとしても、なぜか思うようにうまくいかないもの。人間関係は、人生の大きなテーマの1つかもしれませんね。

ですが実は、あることさえ知っていれば、誰とでも良い人間関係をつくることは可能だったりします。今回のコラムではそんな、意図的に良い人間関係をつくるために知っておきたい、「10の人間観」についてご紹介します。

 

人間関係が壊れる原因は、“特性の違い”にある

「なぜその言葉が人間関係を壊してしまうのか?(職場・取引先・プライベート編)」でも解説しましたが、人間関係が壊れる原因は、それぞれが持っている“人間としての特性の違い”にあります。お互いの特性の違いを受け入れられなくなってしまった結果、人間関係が壊れてしまうのです。

これは逆に言えば、相手の特性と人間観を正しく理解し、それにあわせた対応をすることさえできれば、誰とでも良好な人間関係をつくることが可能ということでもあります。

筆跡診断では、約70近くある筆跡の特徴を見ることで、その人の特性を診ていきます。そしてこの特性は、大枠で16の特性に分類され、この16の特性は10の人間観に分けることができるのです。

以下に、16の特性(特性A〜P)と10の人間観について、簡単にご紹介していきます。

対になる特性がある場合はそれもあわせて紹介しながらまとめています。ぜひ自分がどれに当てはまるのかを考えながら読んでみてください。

知っておきたい10の人間観

人間観1
【特性A】 発想が柔軟で融通性があり、発想力の高い人 or 【特性B】 決まりごとやルールを守ることに発想の軸足がある人

【特性A】の人は、未来志向が強い傾向にあり、将来に向けていろいろな選択肢があることがモチベーションを生みやすい傾向があります。
【特性B】の人は、過去の事例から、必ず正しい方法がひとつある筈だ、という思考を持ちやすく、その正しいという方法を見つけるときにモチベーションが上がります。
人間観2
【特性C】 組織の中で強いリーダーシップ性を発揮したい人 or 【特性D】 みんなで良い結果を出すために、強いリーダーを支えたいと考えている人

【特性C】の人は、組織に所属する以上は上位にいなければ意味がないという考えが強く、そのための努力も惜しまない人です。組織で上に行けることが最大のモチベーションを生みます。
【特性D】の人は、自分がリーダーシップを取るよりも、信頼できるリーダーについて行きたいと考える傾向が強いようです。特にみんなで良い結果を出していこうというモチベーションが高い場合は、リーダーを支え、良き参謀役となる可能性があります。
人間観3
【特性E】 組織の上に立つよりも、自分の専門性や独自性を発揮したいと考えている人

【特性E】の人は、自分の専門分野に関することは、質問されれば間髪おかずに答えようとするところがあり、高い専門性を持つことに大きなモチベーションがあります。自信の専門性の高い発言などが認められると本当に嬉しく感じる筈です。
人間観4
【特性F】 自ら率先して行動する人 or 【特性G】 自らは行動せず、一歩引いた位置から評論家的立場を取る人

【特性F】の人は、座視することなく、自主的に率先してものごとに取り組む姿勢の強い人です。行動的で活動力が旺盛です。「とにかくやってみよう!」とか、「今こそそのチャンスだ!」などという言葉が好きです。少しせっかちで、早口で話すことなどもあるかもしれません。
【特性G】の人は、目立つ行動はしない人です。行動する前に、よく吟味したり内実深く分け入ったりして、とにかくよく調べて考えようとします。「・・・もありうるのではないか?」とか、「分析、検討する」などといった言葉が好きです。自ら決定を下したり、行動を起こすことは稀で、考えるだけで何もしない場合もあります。
人間観5
【特性H】 白黒ハッキリとさせたいという気持ちが強く、「で?どっちなの?」と相手につい聞きたくなる人

【特性H】の人は、目の前のものごとを、白か黒かハッキリさせないと、頭の中の引き出しに入れることができない人です。自分では白黒つけて整理しているので、時として鋭い指摘をして、周囲の人たちに一目置かれるようなところもあります。
人間観6
【特性I】 人目を気にしており、格好よく振舞いたいという気持ちが強い人 or 【特性J】人目を気にすることなく、自分の内部にある何かに焦点が当たっている人

【特性I】の人は、外部の目や評判が、自分の意思決定の際にも、とても大きな影響を与える人です。今のあるがままの姿以上に、自分のことを良く見せたいといった部分もあります。同様に自分が目立つことを嬉しく感じるところもあり、スポットライトを浴びることがモチベーションとなって、大舞台で活躍できる面などを持っています。
【特性J】の人は、ものごとを決めたり、行動する際に、自分の心の中にある信念や、自分が納得している価値観で動こうとする傾向の強い人です。周囲の評判や反応に大きく影響されることは稀でしょう。「それは、自分でわかりますね!」など言うこともあり、自分なりの価値観で動こうとする傾向が強いところがあります。
人間観7
【特性K】 人の話を聞かない人 or 【特性L】 人の話を素直に聞くことができる人

【特性K】の人は、自分の中にとても強い信念や理念を持っている場合が多く、人の話を聞こうとはしません。ある程度の社会勉強を積んでいる人は上手に聞くフリをしますが、目が泳いでいれば、右耳から左耳に抜けているだけで、人の話はまったく理解はしていないと考えてください。
【特性L】の人は、たとえ自分とは反対意見の持主だとわかっていても、その人の話に素直な心で耳を傾けることができる人です。人間社会の中では、あまり目立つ存在ではないかもしれませんが、豊かな人間関係づくりにおいて、とても重要な役割を果たしているかもしれません。
人間観8
【特性M】最後までキッチリと仕上げたい人 or 【特性N】ひとつのことにあまり執着しない人

【特性M】の人は、一度自分で決めたことは最後まで自分の目で見届けたいという気持ちが強い人です。周囲の人たちからは、すぐに諦めない責任感の強い人として見られる場合が多いようです。
【特性N】の人は、ものごとの8~9割が終わると、既に終わったような気持ちになってしまい、何となく人任せにしてしまうような傾向のある人です。ただ、途中で次の段階のことを考えながら動くところもあり、ものごとにいつまでも執着しない面を持っています。
人間観9
【特性O】お洒落心を持っている人

【特性O】の人は、どこかにワンポイントのお洒落なものを身に付けていたり、見えない部分に凝っていたりする
ところがあります。それを見つけて指摘すると、この特性を持っている人からは予想以上に喜ばれます。接客業に長けた方々は、こういった特性を瞬時に見分ける能力が高いのだと思います。
人間観10
【特性P】 論理的で自己コントロール能力の高い人 or 【特性Q】自分の感情や情緒に影響を受けやすい人

【特性P】は、ものごとを理論的に考え、理屈に合った行動をしようとする傾向の強い人です。自分自身の行動もできるだけ冷静にコントロールしようと考える傾向が強いようです。
【特性Q】は、その時々の気持ちに反応することが多く、感情や情緒に素直に従っていくことに軸足のある人です。そういう姿勢を自分で意識している場合は少なく、周囲の人の方が気がついている場合が多いかもしれません。

 

人間観を見抜けるとビジネスもプライベートもうまくいく

今回紹介した10の人間観を理解した上でコミュニケーションを取れば、営業マンなら営業成績が上がりはずですし、経営者であれば従業員がイキイキと働いてくれるようになるはずです。

もちろん、恋人や家族との関係を良好にすることも可能です。

今回のコラムでご紹介した特性や人間観は、筆跡診断をすれば事前に把握することができます。文字さえあれば相手の特性や人間観を読み取ることができるのも、筆跡診断の魅力の一つなのです。

2015年03月11日

なぜその言葉が人間関係を壊してしまうのか?(職場・取引先・プライベート編)

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あなたには人間関係の悩みがありませんか?
好意をもって会話しているつもりだったのに、相手に悪くとられてしまった経験はありませんか?例えば上司に、「ためしにやってみましょうよ!」と提案したら、ある上司からは評価されたけど、別の上司からは根拠を詰問された、など。その理由を筆跡心理コンサルタントとして、筆跡から解説します。

人間関係が壊れてしまう理由

人は誰でも異なる特性を持っています。中には、「私は普通!」「私は標準的!」と考える人も少なくないかもしれませんね。

では、そもそもの話、「普通」とか「標準」って何なのでしょうか?

世の中には、人の数だけ、その性格の持主がいます。なにごとも率先して行動したいという性格もあれば、まず熟考して分析し、それからでないと動きたくないという人もいるでしょう。あるいは、明確な目的に向かっていくことでモチベーションが上がる人もいれば、解決すべき問題や回避すべき課題があることでモチベーションが上がる人もいるでしょう。

果たして、「平均的な性格」「標準的な性格」ってあるんでしょうか?言葉の世界では存在しても、現実には存在しないことがすぐにわかると思います。経験や知識などに感情まで加わり、複雑に出来上がっている人間に、なぜ「平均の人」、「標準的な人」がいると考えてしまうのでしょうか?

人は皆違っていて当然です。それで良いのです。

ただ、ここで忘れてはならない大切なことがあります。それは例えば、「自分は『内向的』な部分が強いな」というように、自分自身のことを客観的に知ることができているか、ということです。

もし自分自身について客観視できれば、「あの人は自分と違って、外部の人に影響を受ける部分が強いな」というように、人の違いを“理解”できます。「外部の人の影響を受けやすいからダメ!」と否定することにはならないのです。

「自分と考え方が違うから認めない」
「自分と感性が合わないからイヤ!」

といったように、その特性の違いが認められなかったら、相手そのものを受け入れられない状態になることがあります。当然人間関係は悪くなるでしょう。

自分の特性を知っている人は、自分の特性を認めると同時に、他の人の特性を認めることができるようになります。なぜなら、そこには良し悪しがないからです。その場に適しているかどうかという判断はあるかもしれませんが、良し悪しはありません。自然界に存在する様々な色彩に良し悪しがないのと一緒です。そこにあるべくしてあるのです。

自分の特性を知ることは、相手の特性を知ることでもあります。自分のことを「標準」とか「普通」という観点で見てしまうと、それ以外のものは「標準外」あるいは「普通でないもの」という解釈につながってしまうのです。

ほとんどの場合、こういったことが無意識の世界で行われます。当然の成り行きとして、「何でわからないの?」「信じられない!」「バカみたい!」といった反応が出やすくなります。何でもないことが発端になって、何気ない気持ちで口にした一言で、大切な彼女(彼氏)とケンカになり、口もききたくなくなってしまうのがいい例です。人間関係は益々良くない方向に向かうことになります。

自分自身を知ることは、同時に他人を知ることにもなります。人の特性を見抜くことによって、より良い人間関係が築きやすくなります。無意識に書かれた筆跡にはその人の無意識の世界が残されています。無意識の世界は、まさにその人の特性をあらわしたものです。そこには筆跡心理スキルの興味深い世界があるのです。

『人の特性を見抜く視点』とは何か?

人の特性は、筆跡に残されたいくつかの視点で診ることができます。
こういうものの考え方をする人、こういった行動傾向のある人、こういった口癖がある人、などが、筆跡の特徴からわかる場合があります。

例えば、以下のような具合です。

【1】自分が強いリーダーシップ性を発揮したいと考える人と、
皆で良い結果を出すために強いリーダーシップ性のある人についていこうと考える人。
【2】強い専門性や専門分野で認められることが強いモチベーションを生む人と、
とにかく組織の上をめざすことでモチベーションを生む人。
【3】自分の中に非常に強いこだわりや信念を持っている人と、
それほど強いものを持っていない人。
【4】ひと目を非常に気にして自分を格好よく見せることにモチベーションが上がる人と、
人目よりも自分の中にある何か大切なものに焦点が当たっている人。
【5】白黒ハッキリとさせておきたい気持ちが強い人と、
グレーの状態でも平気な人。
【6】自分とは反対意見だと思うと絶対に耳を傾けない人と、
そうとわかっていても素直な気持ちで人の話に耳を傾けることができる人。
【7】最後までキッチリと仕上げたいという思いが強い人と、
8割ほどが終わると終わったつもりになって最後は人任せでも平気な人。
【8】自分の行動を理性的、論理的にコントロールできる人と、
その時の感情や情緒に左右されやすい人。

これらを知ると、自分の基準で勝手に相手を判断するのではなく、相手の特性を客観的に捉えることができるようになります。そこには自分にないものがあるかもしれません。あるいは、自分の持っている価値観では気がつかなかった視点があるかもしれません。

自分も相手も、お互いの特性を認め合うことから人間関係が始まると、必要のない無益な衝突は避けられるものなのです。

『筆跡心理』とは何か?

筆跡心理とは、まず第1に、「どういう字を書く人がどういう特性があるのか」を見抜くことができる技術です。大抵の場合、文字は無意識に書かれます。その無意識の世界の痕跡である筆跡には、その人のものの考え方や行動傾向の特徴が残されているのです。それを読み取る技術が筆跡の診断です。

第2に、その特性に応じて、本人がしっくりくる言葉や表現というものがあります。

例えば、率先して自ら行動したいと考えている人は、次のような言葉や表現が大好きです。

「とにかくやってみましょう!」
「飛び込んでみよう!」
「今でしょ!」
「片付けてしまおう!」
「今がチャンスだ!」

これらの言葉はしっくりと馴染む言葉なのです。また、明快でハッキリとした直接的な表現で伝える傾向が強いのも、その特徴です。

逆に、何かを実行する前に良く吟味して、よく考えてから必要に応じて行動に移そうと考えている人は、次のような言葉や言い回しが大好きです。

「検討しよう」
「~もありえるし、~もありえるかもしれない」
「もしも~なら、~だろう」
「~の可能性もある」
「分析してみましょう」

普段でも即決即断することはなく、十分に考える時間が必要な人です。また自ら決断したり、行動を起こしたりすることは稀だと考えられています。

どちらが良いとか悪いとかいう問題ではありません。こういった特性が、その環境や条件下で活かされているかどうかが重要なのです。でも、自らがその特性を知らないと、それを活かしようがありませんよね。

また、筆跡心理スキルは以上のように大きな2つの特徴を持っています。

第1が筆跡診断です。第2がNLP(神経言語プログラミング)及び影響言語(LABプロファイル)です。筆跡心理は、これらが統合されたオンリーワンのオリジナルコミュニケーションスキルです。

具体的な事例を以下に3つほどご紹介しましょう。

人間関係の悩み相談ケース(職場・取引先・プライベート編)

職場でのケース

営業職のAさんは、2人の先輩(Bさん、Cさん)とチームで関わっている新規プロジェクトがあります。マーケットの状況が、まだ4割程度しかわかっていません。Aさんは以下の提案を二人の先輩(Bさん、Cさん)に別々にしました。

Aさん「マーケット状況はまだ4割程度しかわかっていないのですが、もう少し白黒ハッキリさせたいので、明日から関係する企業に少し動いてヒアリングをかけたいと思います。」

Bさん「ああ、そうしてくれよ。机上でいくらやっても限界もあるし、まずは行動して足で稼いで、ハッキリできるものはそうしてくれ!どんどん動いて意見を聞かせてくれ!」

Cさん「マーケットの6割がまだわかっていないんだろう!もう少しよく考えてさ、それから動くべきだろう。君は少し思い込みが強いところがあるよな。」

この時のAさんとBさんの筆跡の特徴はこれです。Cさんにはこの特徴はありません。

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AさんもBさんも、基本的にはものごとをハッキリと白黒つけていきたいといった姿勢が強い人たちです。「で?君はどう思うの?」とか「で、どっちなの?」などといった言葉が、日頃から出やすいこところがあります。当然、ものごとの白黒をハッキリさせながら、対応していこうとする姿勢が強くなります。

従って、Aさんが、「私は答える立場にないので、私の意見は差し控えたいと思います。」などと言ったら、即アウトです。

反対に、Cさんがこういった字を書くことはまずないでしょう。ものごとがグレーの状態でも不快感をあまり持たない人です。「私は答える立場にないので、私の意見は差し控えたいと思います。」という言葉に対しても、Aさんのことを「思慮深く、軽率に行動することのない奴だ。」と好意的に判断するかもしれません。

取引先でのケース

Aさんは部内異動である取引先の担当になりました。この取引先の担当者であるBさんは、前任者も対応に手を焼いて苦労した相手でした。Aさんは事前にBさんから送られてきた葉書からBさんの筆跡を診るチャンスに恵まれました。以下のような筆跡でした。

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これを診たAさんは、早速Bさんを訪問し、新任の挨拶をすることにしました。とても和やかな会話をしながら、初対面であるにも関わらず、Bさんから多大な好感を獲得しました。

Aさんは事前にBさんの葉書の筆跡を診て、以下の点に気がつきました。それは、Bさんは何らかの世界に、「とても強いこだわり」を持っているということです。自分の仕事や過去の実績、あるいは自分の信念といったものが他の人よりも強いことがわかりました。

そこでAさんは、「この人はどこに強いこだわりを持っているのか?」を探ることにフォーカスして、Bさんの話を聞いていくことにしました。そうしているうちに、Bさんがとてもこだわっている価値観に気がつき、その価値観を重んじる発言をあえてしたところ、Bさんの共感を得ることに成功したのです。

その価値観はAさんにとっても共感できる世界でした。お互いの琴線に触れた途端、二人の関係は急速に進展したのです。

今までの担当者はこのハードルを越えて、Bさんの懐に飛び込むことができなかったのです。Aさんは初めから「前提」を絞っていたため、良い関係構築に結びつけることができたのです。

プライベートでのケース

Aさんは、ものごとは柔軟性をもって自由に考えたいと思うことが多く、ルールや決まりごとは知っていても、守るかどうかはその時次第で対応する、というのが信条でした。だから、友達のB子さんのことがうっとうしく感じていました。B子さんは、一々それは前例があるのかとか、やってはいけないことがないのか、とかをチェックしたがるのです。AさんはB子さんのことを、気が小さくて臆病な人だと解釈していました。Aさんの字とBさんの字は以下です。

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Bさんは気が小さいわけでも、臆病でもないのです。発想の軸足が、過去のできごとや決まりごと、既存のルールにあるだけなのです。そういったものを守りたいといった発想が強いのです。過去の事例を多く検証して最も正しい方法を見つけることにモチベーションが上がったりします。

一方、Aさんは、過去は過去、その条件が違えば過去の事例も使えないので、将来に向けていろいろな選択肢を出して、その中から臨機応変に選んでいくことにモチベーションが上がる傾向が強いと言えそうです。

同じものの見方でも、立っている軸足が違うと見えるものまで違ってきます。自分の見方で相手を見ると、大きな勘違いをする原因にもなります。

言葉の相違から人間関係を壊さないためにできること

今回のコラムでは、3つの事例から、人間関係がどのように発展していくものなのかを解説してきました。人にはそれぞれ違った特性があり、その特性から良い人間関係も悪い人間関係も生まれてしまうのです。
「己を知ること」の重要性は、古くから指摘されているとことですが、同時に相手の特性を知る技術を身に付けることは、あなたにとって大きなコミュニケーションスキルを身に付けることになるでしょう。

2015年02月18日

他人に使う?自分に使う?筆跡診断の“2つの見方”について

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筆跡診断を他人に使うか、自分に使うか

「筆跡診断」には、大きく分けて“2つの見方”が存在します。

ひとつは、「筆跡から、文字を書いた人の性格・クセ・行動傾向のような人物像を導き出す」という見方です。これは考え方によっては“占い”の世界に似ているかもしれませんね。

というのも、近頃は筆跡診断に関する書籍が、書店の「占いコーナー」に置いてあることも少なくありません。
「筆跡を診ただけで相手のことが事前にわかる」という特徴が、占いと同列で語られるのかもしれませんが、個人的には占いと同列で筆跡診断が語られる現状は、少し残念な気もします。

ただ実際、筆跡診断をうまく使うことができれば、事前に相手の特徴がわかるので、人とのより良いコミュニケーションに活用することが可能になります。
例えば、お客様の窓口業務をしている方や、対面・接客のお仕事をされている方であれば、事前に相手の方の字がわかるだけで、クレーム等の対人上のリスクを回避したり、商品を上手に販売したりすることができるようになるのです。

もうひとつは、「今の自分を理想の自分へと変えていくためのツールとして筆跡を使う」ということです。
この見方は上記とは違って、「筆跡診断を自分に使う」という見方です。

自分を変えるために筆跡診断を使う場合は、2つの段階を踏む必要があります。

ファーストステップとして必要なのは、「目指す将来の自分の姿(目的地)に対して“明確なイメージ”を、本当に持っているのか」を問いかけることです。
私の経験上、人生の「目的地」と考えていることが、実はよく考えると「手段」でしかなかった…という例をたくさん見てきました。

例えば、人生の「目的地」を、「お金持ちになること」だと言う人がいるとしましょう。一見、目的地が明確なように見えますが、なぜお金持ちになりたいのか、その理由があるはずです。それがその人にとっての本当の「目的地」になるはずですよね。ひょっとするとそれは、お金が無くても手に入るものかもしれません。
お金さえあれば…と考えることで、わざわざ遠回りをして目的地をめざしてしまうこともあるのです。

「お金さえあれば幸せになれる…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、「今の社会で、お金持ちは本当にみんな幸せだと思いますか?」という質問に、あなたは本音で「ハイ」と答えることができるでしょうか?

このように、手段ではなく、本当の目的地を明確にする作業が第1段階です。

第2段階では、その目的地に「現在いる人」、あるいは「過去にいた人」を参考にして、行動を変えていくことが必要になります。

その人に近づくために、自分のどの特徴を活かせばいいのかを考えてください。
そして、行動を変えていくのです。これを、習慣化するまで続けます。

字を変えることも、自分を変えるための行動の一つです。字を意識的に変え、その行動を継続していくと、潜在意識に強烈な刺激を与えることになります。
これが、筆跡を使って潜在意識を変えていく方法です。

この経験を重ねることで、自分の人生を理想の人生に変えることが出来た人が、私の受講生の中に何人もいらっしゃいます。
書く字をうまくツールとして活用できれば、笑顔のあふれる人生を手にすることができるのです。

※筆跡診断を「他人に使う方法」については、個別にお教えしていますので、ご興味のある方は直接お問い合わせください。
2015年02月11日

潜在意識を変えるための“最短の方法”とは

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これまでのコラムをお読みいただいたのであれば、潜在意識の重要性やそのパワーの大きさについては、すでにご理解いただけたのではないかと思います。

では、その強大なパワーを持つ潜在意識を、どのような方法で変えていくことができるのか?今回のコラムは、いよいよその“要”の部分について触れていくことにします。

強い意志だけでは潜在意識は変わらない

あなたの意思の力だけでは、潜在意識を変えていくことはできません。
意思は顕在意識の世界のもので、潜在意識とはパワーの大きさが違いすぎます。
意思の力は、パワーが小さすぎてどうしようもありません。

では、どうすれば自分の中にある潜在意識を変えていくことができるのか?
潜在意識を変えていくために、ここでは2つの段階を踏むことになります。

【第1段目】

顕在意識の意思の世界では、何らかの目的や意思を持って新たな「行動」を開始することはできます。
そして努力さえすれば、その行動を継続させることもできるはずです。

実は、この行動を繰り返せば、潜在意識は徐々に変わっていきます。
「その行動を取ることが当たり前の状態」を、自分の中に作ってしまうのです。

まず第一に、あなたの意思の力で、新たな行動を開始しましょう。

【第2段目】

ところが、現状を維持しようとする性質を持つ潜在意識は、新たな行動によって自らが変えられてしまいそうなことがわかると、その行動を続けることに対して強烈に反対してきます。

新たな行動を始めて何日かすると、例えば、「こんなこと、やめちゃえば!」とか、「こんなことで変われるくらいなら、誰も苦労しないよ!」などという言葉があなたの耳元に聞こえてきます。
あなたが納得しやすいように、とても論理的に、そして冷静な言葉と共に囁いてくることもあります。

この囁きに打ち勝つことができれば、あなたは「めざす自分に変わることができる」のです。
三日坊主で続かない人は、いつもこの段階で新たな行動をやめている筈です。

この大きなパワーを持つ潜在意識に、あなたはどうやったら打ち勝てると思いますか?
これがまさに、潜在意識の「しくみ」を知ることなのです。

行動にブレーキがかかったときの対策法

この第2段目で、あなたの新たな行動や習慣に対して潜在意識が反対したり、ブレーキをかけてきたりしたら、こう考えてください。

「潜在意識が“このままじゃ変わってしまうからやめて!”と囁いてきた。」ということは、「その囁きは、このままこの行動を続ければ、自分が変わるという信号の証だ!」と。

そして始めに決めた通り、こういった潜在意識が発するネガティブな忠告を無視して、その新たな行動を継続するのです。これを3週間程続けると、あなたは間違いなく変わることができるでしょう。これが、潜在意識の「しくみ」がわかった人だけが使える「あなた自身で新たな自分に変えていく」強力な方法です。

「良い習慣を身に付けろ!」
「よい言葉を使うクセを付けろ!」
「行動しながら考えろ!」
「良い人と付き合いなさい!」

 

などという言葉は何度も耳にしたことがあると思います。
これらは昔から言い伝えられていることです。
潜在意識という言葉がない時代から、こういった原理原則を知っていた人がこの世には何人もいたということだと思います。
彼らは何とかその主旨を伝えようとして、誰にでもわかるように結果の部分だけを表現する言葉に残して伝えようとしたのだと思います。

今ここで、このしくみを知ったあなたは、めざす将来の自分に向かって、自分自身を変えていくことができるようになったことを実感すると思います。

すぐに行動に移してください。あなたらしい笑顔の似合う人生が、すぐそこまで来ています。

2015年02月04日

人の無意識があらわれやすい漢字とは?

筆跡心理コラムアイキャッチ-07人の無意識があらわれやすい漢字とは?-1024x538こんにちは、筆跡心理コンサルタントの菊地克仁です。

今回のコラムでは、筆跡診断から一体どのようなことがわかるのかを、具体例を交えながら解説していきます。

専門的な知識も必要ですので、短期間で全てマスターすることは簡単ではないかもしれません。ただ、筆跡診断から何がわかるのかを具体的にイメージしやすくなると思いますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

筆跡診断とは何か?

まずは、あなたが実際に字を書く時のことを考えてみましょう。

他人に読まれる前提であれば、少し丁寧に書こうとするかもしれません。ですが、

「このハネはしっかり書こう」
「この角は丸くしよう」
「字の大きさはこうしよう」

こんなことを意識して考えることは、まずないでしょう。

このような、文字の細かい箇所に残された痕跡から、無意識の世界を読み取るスキルが、筆跡の診断です。

筆跡診断のチェックポイントは70近くあります。今回は、その中のいくつかを紹介します。

今回事例として紹介するのは、「様」という文字についてです。ハガキの宛名書きなどで最後に書かれる「様」という字は、筆跡診断をしやすい文字の一つでもあります。

なぜ「様」は筆跡診断をしやすいのか

ハガキに相手の宛名書きをする場合、書き慣れない字を書くこともあるでしょう。こんなとき、「字を間違えてはいけない」と考えて、緊張しながら書くことが多いはずです。

そしてようやく相手の氏名を書き終えれば、後は書き慣れた「様」の字と、自分の住所氏名を書くだけになります。この「様」を書く瞬間に、無意識の中でそれまでの緊張感がフッと解けるのです。ですから、「様」の字にはその人の無意識の世界が出やすいと考えられます。

以下にいくつか具体的な診断について簡単に説明しましょう。

筆跡心理コラムアイキャッチ-07様

① 横画の高い位置から縦画が入る人

強いリーダーシップ性を持っています。
組織の中では、少しでも人よりも抜きん出たいと考える場合が多いようです。

② 横画が全体のバランスから見て長い人

専門性をとても大切にしています。
組織の中で上に立つより、専門性の高さを認められたいと考える場合が多いようです。

③縦画を軽く切る感じで第4画を書く人

白黒ハッキリとつけたい人です。会話の中で、歳最後に、「で?どっち?」などと相手に聞きたくなる人です。

④ しっかりとハネる人

最後までキッチリとやりたいと考えている人です。
周囲からの信頼も厚いと思います。

⑤ 右払いの長い人

ひとつのことに熱中しやすいところがあり、
惚れっぽかったり、入り込みやすいところがあります。

⑥ 等間隔で横線を書く人

自分の自己コントロール能力が高い人です。
だらしのない人やすぐに感情に流されて動くような人を
理解しにくい傾向があります。

⑦ 偏と旁の間が狭い人

人の話を聞くフリだけして、ほとんど聞いていない人です。
社会勉強をしてきているので、聞くフリだけはしますが、
内心では他のことを考えながら人の話を聞いていることもあります。

 

筆跡の診断には、このようなポイントが70近くあり、それらを総合的に判断して、最終的な診断結果とします。

「無意識に書かれた文字である」という条件を満たしてさえいれば、たった1文字の漢字でも、これだけの情報を読み取ることが可能なのです。

港区の筆跡心理コンサルタントが贈るお役立ちコラム

日本で唯一の筆跡心理コンサルタントは、港区南青山を拠点に活動しております。セミナーやコンサルティングを通じて、たくさんの方の筆跡を拝見したり、ご相談を受け、日々思うこともございます。
そうした想いや皆様にぜひお役立ていただきたい事を、コラムとして配信しておりますので、ぜひご覧ください。コンサルティングは、ヒーリングに近いと言われることがございます。自分の潜在意識に働きかけるだけで、こんなにも自分が変わるのかと皆様驚かれるのです。
コラムではご相談を受けた方を題材にしたケーススタディーや、実際の筆跡を画像でご覧いただけるようになっております。コラムを読むと筆跡心理に興味をお持ちいただけるはずです。気になった方は、港区の筆跡心理コンサルタントにお気軽にご相談ください。