筆跡心理コラム

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21日で驚くほど自分が変わる!潜在意識で自分を操る10の方法
菊地克仁
株式会社 往来庵
菊地 克仁

1953年東京生まれ。大学卒業後、飛島建設株式会社に入社。 国内をはじめ、国際事業部の一員として、主に東南アジアの国々(マレーシア、インドネシア他)の建築工事に建築技術者として従事。 1989年 三菱信託銀行に転職し、土地信託事業や不動産有効活用事業に従事。 その後、信託銀行主導で設立準備に参画した新会社に出向し転籍。現在に至る。 2004年ごろから、プロフィールの続きを見る

2017年11月08日

社員が会社を辞める本当の理由とは?

社員が辞めてしまった?

 

職場で、苦楽を共にして一緒に働く仲間だと思っていた人が、突然辞表を出して会社を辞めてしまった、などということがあります。

周りは理由もよくわからず、上司に何も告げることなく辞めてしまうことなどもあります。

適当な理由をつけて辞めていく人もいます。

上司や関係者には、その本当の理由を言いたくないのです。

 

リクルートNEXTが発表している離職理由がとても興味深いので、以下に挙げておきたいと思います。

 

会社を辞める理由ランキング

 

rikunabi

 

出典:リクナビNEXT 転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

 

といった具合で、1~4位の理由だけで退職理由の77%を占めています。

 

離職者の4割近い人が、「キャリアアップしたかったから」という前向きな退職理由を挙げています。

職を辞してまでキャリアアップしたかったということです。

 

ただし、これらの回答は、実は転職仲介業者から教えてもらった模範解答を会社側に告げているに過ぎないと言われています。

退職の際の問題を最小限に抑えたいことから、誰にでも受け入れやすい退職理由を模範解答通りに告げているだけです。

辞める会社に本当の退職理由を言ったところで、何かが変わるわけでもない、というのはその通りですが、このようなデータになってしまうというのは恐ろしいところです。

 

では、辞めていく人の本音の退職理由とは何でしょうか?

次に説明したいと思います。

 

社員が辞める本当の理由とは?

 

前に挙げたものが「建前ランキング」とすれば、これらが「本音ランキング」です。

同じくリクルートNEXTからの抜粋になります。

 

会社を辞める理由本音ランキング

rikunabi2

出典:リクナビNEXT 転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

 

こちらは本音なので、理由も様々で個人差があり、その内容もいろいろバラけているのが良くわかります。

48%を占める「5位 その他」の項目に中には、数%づつ様々な理由が挙げられています。

ここで退職理由を「人間関係の悪化」という視点で見てみると、1位、2位、4位が当てはまります。

その他の理由の中にある項目も同じ視点で分けてみると、退職理由の実に62%が「人間関係の悪化」と理由が占めていることがわかります。

これは、逆に言えば職場での人間関係が悪化しなければ、6割以上の人が会社を辞めていなかった、ということになります。

 

つまり、

 

「仕事が辛いから・・・」

「残業が多いから・・・」

「忙しすぎるから・・・」

「満足な休みもないから・・・」

 

などというのは、本当は離職の際のほんのわずか理由のようです。

忙し過ぎて精神的に自分を追い込んでしまい、自殺の道を選んでしまう人はいますが、こういった方々は、仕事での自分の責任を全うしようとする姿勢に軸足があることがわかります。

辞めずに頑張ろうとする姿勢がウラ目に出てしまっているのです。

 

辞める人の理由の過半が、誰かとの人間関係がうまくいかなくなり、その関係も修復ができず、やがてその場から逃避する形で離職する道を選んでいることがよくわかります。

ここで言う誰かとは、社長、上司、同僚、部下、取引先等々、仕事を通じて関係した方々だと思います。

「あのバカ上司さえいなければ、会社は絶対に辞めていなかった!」とか、「あんな社長のもとでは、金輪際一緒に仕事する気はありませんよ!」などという理由は、まさにその典型だと思います。

 

どうすれば社員が辞めない会社をつくれるのか

組織の中で「人間関係を悪化させない」ということは基本ですが、だからと言って、社員みんなのご機嫌をうかがいながら仕事をしてもらう、などという発想を社長が持つ必要などまったくありません。

 

ここで大切なことは、人は誰でもその人なりの「個人特性」を持っている、ということです。

この個人特性が他と違うから抑え込む、普通と違うから非難する、というのではなく、逆にどんどん個性として伸ばしながら仕事に活かしてもらえれば、本人にとっても組織にとってもプラスになることです。

お互いの個人特性を認め合い、その特性を活かせる場がいろいろある職場環境が理想だと思います。

 

個人特性について、私のクライアントさんの例をお伝えしたいと思います。

彼女は会議の席でパソコンを叩きながら、その時の議題や出された様々な意見を素早く記録し、会議終了と同時にプリントアウトして、参加者全員に議事録として配ることを日常的にやっている人でした。

 

私はつい「スゴイですね!」と話したのですが、「こんなこと、慣れれば誰にでもできることですよ・・・」と実にそっけない返答が返ってきました。

 

「自分が努力しないでできることは、誰にでもできることだ・・・」という風に考える傾向は誰にでもあるようです。

実はその能力を自分で意識して、もっともっと磨いていったら、才能として開花するかもしれないのに・・・本当に残念なことです。

彼女のいる組織の中で、彼女にその素晴らしさや、たぐい稀な能力を指摘し賞賛する人がいたら、彼女の生き方は変わっていたかもしれません。

自分で「これは誰にでもできること」と口に出した途端に、その才能として開花するかもしれない芽を自ら摘んでしまうことになります。

 

組織の構成メンバーは、顔や身長、体重が違うように、それぞれ異なる「個人特性」を持っています。

お互いがその個人特性を認め合い、個性として伸ばせるような職場環境をつくることが重要なことだと思います。

誰もが仕事へのモチベーションを上げながら、働きやすい状態を維持することができるようになるでしょう。

 

一見、立派な姿勢だと評されるような「頑張る」「努力する」という言葉は、実は、イヤなことや不得意なことを無理してするときに使う言葉です。

あなたが趣味などに没頭している時には、絶対に使わない言葉だと思います。

こういった言葉や表現を一切使わずに、楽しく仕事をしている人は世の中にいます。

その人は天職を得たか、あるいは最高の職場環境にいるのだと思います。

 

 

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2017年09月29日

筆跡分析をビジネスに活かす方法

筆跡分析はビジネスでも使える?

書いた人の筆跡を分析すると、その個人特性がわかります。

その人の深層心理が字にはそのまま残っている、という考え方です。

この基本スキルは大きく分けて次の3つの使い方があります。

 

1つ目は自分自身の個人特性を知るために使うということ。

 

2つ目は他人の行動傾向や思考のクセを事前に知り、より良い人間関係の構築に使うこと。

 

3つ目は組織特性の分析に使うこと。

(組織とは、それ単独であるものではなく、個人特性の集まりから出来上がっています。従って、組織を組成している個人特性を診ていけば組織特性もわかるのです。)

 

以下に、ビジネスにおける筆跡分析の活用方法について簡単にお伝えしていきたいと思います。

 

1,経営者の場合

社員との意識の差に悩んでいる社長は多いものです。

 

「何でわからないんだ!」

「オレと一緒にいればわかりそうなもんだろ!」

 

などと言って、社員を叱責することが日常茶飯の社長もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、そういった文句や小言を言う前に、社長と社員の意識の差について考えてもらいたいと思います。

社長は給料を払う人で、社員は給料をもらう人です。

もともと意識が同じである筈がないのです。

 

特に創業社長など、仕事が趣味のような方もいます。

そんな社長に、社員は内心では、ついていけないと思っているかもしれません。

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

社長の個人特性や思考のクセ、社長の好んで使う言葉や表現を社員に公開してしまうという方法があります。

社長の取り扱い説明書を作って、「社長の意識」で普段使っている言葉を、社員にも同じように使ってもらうのです。

例えば、

「この言葉や表現で言えないうちは、社長には話を持って来るな!」とか、

「この姿勢があるなら、社長のところに提案に行け!」

といった社内基準をつくってしまうのです。

 

筆跡から社長の個人特性を読み取り、組織で活用していく方法のひとつです。

 

2,人事業務の場合

先にご説明した通り、組織は人で成り立っています。

人事活動で活用しようとする場合、大きく分けて以下の2つの使い方があります。

 

1)採用力を高めるために使う

被面接者の履歴書の筆跡から個人特性を事前に把握し、実際の面接試験の場で活用するものです。

具体的には、その人の個人特性に基づく質問をすることです。

 

例えば、行動的な個人特性があることがわかったとすると、行動的なことで良かったことと悪かったことをそれぞれ3分づつ位で語ってもらい、その経験から何を得て、この会社でどう使えると思うか、といった質問をしていきます。

 

あくまでその本人の個人特性に基づく質問になるため、本音を聞き出しやすくなります。

と同時に、被面接者にとっては、個人特性を見抜くスゴイ人がいる会社だと印象付けることになります。

 

ここまで自分を理解しようとしてくれている面接官のいる企業に、興味を持っても不思議ではないでしょう。

いくつも面接を受けている彼らの記憶に残りやすいものになります。

 

2)社長の意識を学ぼうとする社員を増やして、相互の信頼関係を創造する

筆跡分析に詳しい人が1人いると、社員と社長相互間の信頼関係をつくることができます。

 

たとえば、個人特性分析書をもとに、私が社員の個人面談を行い、その後社長にも加わっていただいて3者面談を行ったとします。その社員の個人特性を社長にもご理解いただき、どういう場面でその個人特性を活かしていけるかを共に考えることができます。

 

この面談は社員に対する社長の愛情表現の場にもなります。

業務目標や実績を議論するのではないため、自分のことを理解しようとしている社長の姿勢を感じる社員が多いようです。

 

自然と「社長の意識を学ぼう」「社長のために自分も頑張ろう」と考える社員が増えることでしょう。

 

3,営業マンの場合

営業する相手の個人特性を事前に知ることで、営業活動には非常に有利に働きます。

例えば、頑固なこだわりや何か強い信念を持っているお客さんに、あなたの商品(サービス)を売る場合を考えてみましょう。

 

筆跡分析スキルがないと、その相手の人が、強いこだわりや何か強い信念を持っている、ということは一切わからずに、話を始めることを想像してみてください。

「この人は一々決めつけて話をするイヤな奴だな・・・」などといった感情が、心の片隅に湧いてきながらも、我慢してコミュニケーションを図っていくことになるでしょう。

 

でも、最初からこうした個人特性があなたにわかっていたとしたら、どうしょうか?

「この人は、どこにこだわりや強い信念を持っているのだろう?」といった姿勢で最初から接することができます。

たとえ何かを言われても、あなたは相手の情報収集する姿勢を持ちながら対応することができるでしょう。

極端に言えば、あなたを傷つけるような言葉が発せられても、インタビューアーの気持ちで聞いているあなたの心は、何も傷つかないでしょう。

「そのこだわりや強い信念を持つに至った原因が、どこにあるのだろう?」といった姿勢で話を聞いている自分に気がつくかもしれません。

相手もそういったあなたの姿勢に気がつくかも知れません。

その時が相手の懐に入るチャンスかもしれません。

 

まとめ

ここで挙げた内容は、筆跡を分析することであなたが得られることのほんの一部でしかありません。

なお、この筆跡分析スキルを使うに当たって、絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、より良い人間関係の構築のため以外には絶対に使わない、ということです。

よく切れる包丁は、料理人にとっては最高の道具ですが、人を傷つけようと思っている人にとっても優れた道具になり得るのです。

 

このスキルを使うと、自分の嫌いな相手に対して、相手だけが不愉快に感じる会話を続けたり、今以上にイヤな人間関係に発展させて相手に辞表を書かせることもできてしまいます。

他の人にはまったくわからない「いじめの言葉」が使えるようになります。

言われた本人だけにズシンとくるネガティブな言葉が使えるのです。

 

このスキルを習得すると、相手の嫌いな言葉や言われたくない表現なども同時にわかるため、相手を故意に傷つけることもできる危険な道具であることがすぐにわかると思います。

あなたにはこうした誘惑に負けない強い倫理観やフェアープレー精神が必要になります。

 

 

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2017年09月21日

あなたの「無意識の行動」に隠れた意味

97%の行動は無意識である

「あなたの今履いている靴ですが、家を出るときにどちらの足から履きましたか?」

 

あるいは、

 

「その靴を脱いだ際に、どちらの足から脱ぎましたか?」

 

こういった質問に、即座に答えることができる人は稀だと思います。

大抵は覚えていないのです。

 

また、あなたが自宅への帰り道、駅の改札口を出たこところでスマホにメールが入っていることに気がつきました。

すぐに返事をしようと片手で返信しながら家に向かって歩いています。

自宅までの帰り道にはいくつか曲がり角がありますが、スマホをいじりながら、何の問題もなく自宅まで着くことでしょう。

曲がることを何ら意識することなく、いつものように決まったところを歩き、角を曲がって迷うことなく帰ると思います。

そのときのあなたは、まるでGPS機能付きの自動運転状態です。

 

人にはこういった意識せずに動いている部分がたくさんあります。

脳を使って意識して一々意思決定をしなくても、自動運転できるようになっているのです。

脳の負担をできるだけ軽くする効果を狙ったものでしょう。

 

今、あなたが部屋の中にいるとしましょう。

部屋に入った途端、本当はあなたの目に多くの情報が入ってきたと思います。

壁の柄やドアの位置や色形、天井の色、天井の照明、床の色やテーブルの上に置かれたモノ、テレビの位置など、ものすごい量の視覚情報がいっぺんに入って来ています。

でもあなたは、「今いる部屋のカーテンの色や柄は何ですか?」と聞かれても、もう一度見ないと答えられないかもしれません。

「床の色は何色ですか?」と問われても同じかもしれません。

 

あなたの周りに溢れている情報を、あなたの無意識のフィルターが要らない情報を取り除き、脳は自動的に必要だと思う情報だけを選別して収集しているのです。

だから関心のないものは見ているのに見えていないのです。

これも脳の自動運転だと思います。

関心のない話題が耳に入ってきても、まったく気がつかないのと同じです。

 

反対に、パーティなど喧騒の中でも、誰かが自分の名前を口に出すと、何となく聞こえてくることがあると思います。

「あれ?誰か私の話をしている!」といった感覚です。

これは自分に必要な情報だと察知した無意識が、自動的にフィルターを通過させてあなたの脳にその情報を入れたのです。

たとえその声よりも大きな音や声があったとしても、意味のない騒音として自動的にシャットアウトしているわけです。

 

これは喫茶店などで打合せ記録としてICレコーダーをテーブルの上に置いて、録音後に聴き直すと、雑音ばかりで打ち合わせの時とまったく雰囲気が違うことがわかります。

打ち合わせの際には相手の声がよく聞こえていたのに、録音したものを聴くとまったく違う、という経験はあると思います。

本当はICレコーダーの録音の方が正確にすべての音声を拾っており、私たちの耳の方が必要とする声しか拾っていないわけです。

これは脳のフィルターの自動機能をあらわしている証明でもあります。

無意識の行動があらわすものとは?

私があなたに、「今日のご自分の無意識の行動は何だったかなあ?」と思い出してみてください、とお願いしたとしましょう。

残念ながら、思い出すことはないと思います。

 

意識したり、考えたり、判断したり、覚えたりすることは意識的にやることなので、記憶にも残りやすいと思います。

たとえその内容を忘れたとしても、「何かを忘れてしまった」ということは覚えているものです。

 

無意識の記憶は、特別の方法を使う以外、思い出そうとしても、そこにあったと認識することすらできないでしょう。

明らかに何らかの行動を伴っていたとしても、既に記憶にはない状態になってしまっています。

ここで言う特別な方法とは、催眠による手法ですが、ここでは詳しくは触れません。

例えば、寝ている間に見る夢は、形を変えて無意識の記憶が蘇ってきたものだと考えらますが、催眠はその状態を人為的に創り出すものだと考えていいと思います。

 

無意識の行動を人生に役立てる方法

こうしたあなたの無意識の行動を知ることは、そもそも何の役に立つのでしょうか?

実は、「意識されている世界」と「無意識の世界」では、そのパワーと規模がまったく異なると言われています。

 

もしもここで「意識している世界」の方が、「無意識の世界」に比べてパワーも規模も遥かに大きい存在だとしましょう。

 

「意識している世界」>「無意識の世界」

 

当然ながら、「意思さえしっかりしていれば、何とでもなるだろう」という考え方が生まれるでしょう。

更に、「意思さえ強く持てば、何でもできるぞ!」という考え方が成り立って当然だと思います。

「意思の力で自分のことは完全にコントロールできる」という考え方になります。

こういった気持ちを持ち続けて、いつもうまくいかずに、現実とのギャップやジレンマに悩まされている方を見たことがあります。

 

現実は「無意識の世界」は、そのパワーも規模も「意識している世界」の何百倍あるかわからない程巨大なものだと言われています。

よく氷山に例えられた図(水面上が意識された世界、水中が無意識の世界)などをご覧になった方もいると思います。

 

「無意識の世界」>>「意識している世界」

 

この場合は、ただ精神論や根性論だけでいくら頑張っても、その力の及ぶ範囲は限られていることがわかります。

無意識の世界を変えていかないと、意識でいくら変えようとしても何も変えることができないのです。

 

この無意識の世界を変えていく方法はいくつかありますが、ここではとりあえず、「無意識の世界にこそ、自分を変えるカギがある!」と知っておいていただければいいと思います。

 

 

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2017年09月15日

自分を好きになる方法

自分のことを好きになれない原因とは?

自分のことを好きになれない人がいます。

「イヤな自分」と感じていることに、いつも意識の焦点が当たっているのです。

あるいは自分の行動や、頭に浮かんでしまう考え方に「イヤな自分」を感じているのかもしれません。

それは心の内面的なこともあれば、容姿や行動のクセなど外面的なこともあるかもしれません。

 

誰でもその人独特の個性というものを持っています。

個人特性と呼ばれるものです。

ここで、わかりやすい例として、我々の顔のことを考えてみましょう。

 

顔のわずかな違いを見て、我々な個々人の識別を瞬時に行っています。

人の顔にある目や鼻、口、耳の位置や大きさ、凹凸は大体決まっています。

その一定の範囲内で、形や大きさ、位置や凹凸が少し違ったり、色が違ったり、といったことで、それが誰であるかを識別しているわけです。

例えば目の形がよく似ている、と言った具合に、部位ごとに似ている例などはあるかもしれません。

一卵性双生児などは、本当にそっくりで見分けがつかない場合もありますし、赤の他人でもそっくりな人はいますが、ごく稀なことだと思います。

こうした例外を除けば、全部の配置や大きさがそっくりと言う人はわずかでしかありません。

 

わずかな面積に出来上がっている顔でさえ、これだけみんな違うのです。

内面的な個人特性に至っては、同じであるわけがありません。

例えば、親が違い、育った環境が違い、過去の経験が違い・・・といっただけで、その内面的な個人特性はまったく違うものになることは容易に想像できることです。

 

自分を好きになれないという人は、こういった自分の個人特性について、他の人と比べて自分の評価を必要以上に下げたり、自分の弱い部分に焦点を当てて「だから私ってダメなんだ!」「そんな私って好きになれない!」といった具合かもしれません。

 

自分を好きになる方法とは

 

1,まず、自分の個人特性を素直に直視してみましょう。

 

個人特性とは、あなたのものの考え方やものごとの判断基準、行動傾向の特徴などです。

無意識にしてしまうこと、という視点で見れば、何となく言ってしまう口グセなども含まれます。

こういったあなたの個人特性、別の言い方をすれば、あなたにしかない「あなたらしさ」について冷静に知ることが第一段階です。

 

「どうやってそんな簡単に自分の個人特性を知るんだ!?」

 

という疑問をお持ちの方もおいでになると思います。

最後にお伝え致しますが、今はその流れについてご理解ください。

 

2,その個人特性の中で、自分にとって弱点とか、人よりも劣ると感じている部分がないかどうか確認してみてください。

好きになれないのはその部分である可能性が高いからです。

 

3,次に、その嫌いな部分を別の表現であらわしてみてください。

 

例えば、「これいい!」と思うと嬉しくなってすぐ調子に乗ってしまい、周りから白い目で見られているその場の雰囲気も読めずに、最後は自分だけが浮いた状態になってしまう、といった自分が好きになれないとしましょう。

いつも冷静な人って、落ち着いていて、私みたいに馬鹿にされるようなことしないから羨ましいよなぁ・・・といったところでしょうか?

 

4,そういったあなたの行動特性について、逆に強みはどこにあるのか考えてみましょう。

 

例えば、あなたは、

・自分の気持ちに素直に反応する。

・喜怒哀楽が自分でもすぐにわかり、周囲の人にもわかりやすい。

・好き嫌いがはっきりしている。

・感情が高ぶると人目が気にならない。

等々だと思います。

 

5,今挙げた1~5は良いとか悪いといった評価に関係なく、あなた固有の特性だと知ってください。

 

この特性を抑え込もうとか、治そうとするのではなく、どうやって活かそうか、どんな場面なら強みとして活かせるだろうか?と考えてください。

 

6,「その弱点を補強する」という視点ではなく、「それを強みとしてもっと活かす」といった発想の転換が必要です。

 

つまり、「弱点を補強する」という発想の裏には「弱点を減らして平均的な人になるべきだ」という前提が含まれています。

その前提のそのまた前提には「平均的な人がいい」という信じ込みが隠れていることもあります。

本当に「平均的な人」ってそんなに素晴らしいのでしょうか?

そもそも「平均的な人」って世の中にいるのでしょうか?

 

7,それは幻想ではありませんか?

 

幻想を追っていると、現実の自分を見るたびに、辛く厳しいものに感じることになるでしょう。

幻想なので、いつまでたってもあなたは到達できないからです。

 

8,「自分を好きになる」とは、自分の持っている個人特性をまず認めて、それを「どうやって伸ばしていくか」、「どうやって活用していくか」を考えて実行することです。

 

これはあなた自身にしかできないことです。

でもできれば、たぶんあなたは自分のことが好きになるでしょう。

あなたにしかないものを活かし出すわけですから。

ワクワクしながらやってみてください。

 

まとめ

鏡を見ればあなたの姿を映し出すことができます。

その時、どんな服を着ているかもすぐにわかるでしょう。

 

でもあなたの心の内側はどうでしょうか?

自分でもなかなか見ることすらできないかもしれません。

自然と他の人と比べて、

 

「ああ、これは私にはできない!」

「私のダメなところだ!」

 

といった具合に、自分の本質を横に置いたまま、他との比較で自分の弱点にだけ焦点を当ててしまうことなどもありそうです。

 

でも、もしもあなたの心の内側を映し出してくれる鏡があったら、どうでしょうか?

それが筆跡心理スキルです。

 

あなたの心の内面が筆跡には残されています。

その痕跡を読み取るスキルでもあります。

自分を好きになる方法の第一段階で使い、個人特性を知るものです。

あなたらしい人生に邁進するために、このアプローチがお役に立てることを心から願っています。

 

 

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2017年09月06日

これからNLPを学ぶ人のための基礎知識

NLPとは何か?

Neuro-Linguistic-Programmingを短縮してNLPと表現したもので、日本語に訳すと「神経言語プログラミング」となります。

残念ながら、これはとてもわかりにくい日本語訳かもしれません。

日本語にすると何のことだか益々わからなくなるからです。

簡単に言うと「人の心の取り扱い説明書」だと表現されることもあります。

 

NLPは1970年代の初期、アメリカでジョン・グリンダ―助教授とその学生だったリチャード・バンドラ―らによって研究が始まったものです。

当時、非常に優れた3人の心理療法士に共通するパターンがあることを発見した彼らは、そのポイントを明らかにして水平展開することで、多くのコミュニケーションの場で活用できることを考え、研究を重ねていました。

この優れた3人の心理療法士とは、ゲシュタルトセラピー創始者フリッツ・パールズ、家族療法家バージニア・サティア、催眠療法家ミルトン・エリクソンです。

彼らの持つスキルやパターン、アプローチ方法を実用的で役に立つよう、第三者に伝えることができるようなモデルを作ろうとして生まれた実践心理学がNLPです。

 

NLPを理解する上でとてもわかりやすい逸話があります。

簡単にご紹介いたいと思います。

(「NLP実践マニュアル」 ジョセフ・オコナー箸、株式会社チーム医療発行)より)」

 


 

「ある夕暮れどきに、ラクダに乗った旅人が砂漠のオアシスにたどり着きました。

炎天下を移動してきたので、喉がカラカラです。

彼はそこにいた少年に水を一杯もらいました。

飲み干した後でそのお礼に何か悩みごとがあれば相談に乗ろうと告げました。

 

すると少年は重たい口を開いて、父親が先日、遺言書を残して亡くなったこと、それが元で、今まで仲の良かった二人の兄が遺産の分配で喧嘩が絶えなくなったこと、自分はどうしていいかわからず、とても困った状態だと告げました。

その旅人は自分を家に連れて行くようその少年に頼みます。

家では二人の兄は相変わらず言い争いをしています。

遺言には、唯一の財産であるラクダ達の分配について書かれてあったのです。

ラクダの取り分を長男が半分、次男が3分の1、三男が9分の1とする旨ありました。

でもラクダは17頭だったため、その通りに分けることができなかったのです。

 

旅人は少し考えて彼らに以下の提案をしました。

「私のラクダを君たちにあげようと思う。そうすると全部で18頭になる。長男は半分の9頭、次男は3分の1の6頭、三男の君は2頭ということで遺言通りになる。」

 

すると少年が

「僕たちに分配された頭数を全部足すと(9+6+2=)17頭にしかなりません。」

 

と指摘しました。

 

そこで旅人は、

 

「そうだね。その余った1頭をまた私に返してくれるかね?」

 

と告げ、またそのラクダに乗って砂漠の旅に出て行った。

 


 

 

という話です。

 

NLPとは、この逸話にある18番目のラクダではないかというものです。

人間関係や自分の心の内側の葛藤や精神状態等について、状況に当てはめられ、即座に問題解決し、そしてまるで何ごともなかったかのように解消してしまうものです。

 

NLPはどのような現場で活用されている?

まず自分自身の中にある気がつかない自分特有の思考のクセ、行動傾向、あるいは「本来の自分の姿」などを知る際に活用できます。

このことで、自らの無意識の世界を知り、自ら自己改革ができるようになり、その変化を手に入れることができるようになります。

そして「将来のめざす自分の姿」に向かって、積極的、主体的に行動することができるようになります。

 

次に、この方法を使うことで、自分と同様に他の人にも影響を与えることができるようになります。

これは日常生活のコミュニケーションにとどまらず、カウンセリングやコーチングの場でも活用できるものです。

なお、NLPで学ぶ無意識の世界への具体的なアプローチ方法は様々です。

ここでは詳しくは触れませんが、様々な角度からその人の無意識の世界を刺激して、自身を変えていくことのできるとても興味深い世界だと言えるでしょう。

 

NLPを学ぶとどんなことで役立つ?

「なぜ私は当たり前のごとくこう考えて、自然に行動してしまうのか?」

といった自分自身の思考や行動のクセを知る際に、NLPはとても有効に機能します。

 

NLPの大切な前提には、「既に無意識がその答えを知っている。」というものがあります。

教育の場ではよく行われている「あれこれいろいろ考えて答えを導き出す」といったアプローチとは大きく異なるものです。

NLPでは「無意識の世界に聴いていく」といった様々な手法が取られることが多いようです。

従って、催眠などもその一つになります。

今までの経験や嫌な思い出、常識的な発想や劣等感、ある出来事にこびりついたその人特有の感情など、今までに味わった様々な感情や記憶が意識として残っています。

それらが心の奥底にある「無意識の世界」を覆い隠してしまっているという考え方です。

その覆い隠しているものを一つひとつ丁寧に取り除いていくことで、その人が本来持っている「大切なもの」が「珠」のようになってあらわれ、光り輝いていることを発見する、といったイメージになります。

 

その「光り輝いている珠」とは「あなた本来の姿」です。

それを自ら見つけ出し、改めて自分自身だとして意識するということが、どれだけその人が生きていく上で大きなモチベーションを生むことになるのか、誰でも簡単に想像ができると思います。

 

NLPが「心の取り扱い説明者」と言われる理由はここにあるのでしょう。

自分では目に見えない「心」の取り扱い方を知ることで、自分自身の目的を明確にして自主的に行動する姿を形成し、限りない可能性に向けて邁進するあなた自身を作っていくための優れた道具だと言えるでしょう。

 

詳しくは、「プロが教えるはじめてのNLP超入門」(芝健太著)、「NLP実践マニュアル」(ジョセフ・オコナー ユール洋子訳)などがお勧めです。

 

なお、NLPに関する書籍については、こちらのコラムでも紹介していますので、参考にしてみてください。

 

 

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