筆跡心理コラム

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21日で驚くほど自分が変わる!潜在意識で自分を操る10の方法
菊地克仁
株式会社 往来庵
菊地 克仁

1953年東京生まれ。大学卒業後、飛島建設株式会社に入社。 国内をはじめ、国際事業部の一員として、主に東南アジアの国々(マレーシア、インドネシア他)の建築工事に建築技術者として従事。 1989年 三菱信託銀行に転職し、土地信託事業や不動産有効活用事業に従事。 その後、信託銀行主導で設立準備に参画した新会社に出向し転籍。現在に至る。 2004年ごろから、プロフィールの続きを見る

2017年07月12日

潜在意識の書き換えに必要な期間は?

 

記憶力が良くても潜在意識は変わらない

 

記憶力がいいとか悪いとか、忘れっぽくなったなどと言う話をよく耳にします。

潜在意識の世界では、記憶力とか暗記力といった顕在意識の能力とはまったく関係のないレベルで、その書き換えが行われます。記憶力が良ければ潜在意識に刷り込まれるのが早いというワケではないのです。

 

潜在意識を書き換える期間は3週間

 

潜在意識を書き換える期間ですが、誰でも3週間(21日間)必要だと言われています。

これは心理学者でもあり形成外科医であるマクスウェル・マルツ博士が最初に発見したと言われています。

 

博士が形成外科の手術をした際に、患者に奇妙な現象が共通して起こることに気がつきました。

ある時、顔に生まれつき大きな傷のある女性の手術をしました。

無事手術が成功し、やがて包帯をとって顔を見たときに、彼女は鏡を凝視しながら、「先生、ほら、ここにまだ傷が残っていますよ!」としきりに主張したのです。

こういった現象は他の患者でも日常的に見られたそうです。

 

博士は、今までに信じ切っていた自分の姿が物理的に変わったからといって、すぐには脳がそれを認識することができない、ということを発見したのです。

こうした患者が、確かに傷が消えたと認識するまでに3週間かかることを発見したと言われています。

 

その後、脳科学や医学の専門家がそれぞれの視点から、脳内の情報伝達経路となるシナプスが、どの程度の期間同じ刺激を与え続ければ自動的な情報伝達経路として機能するのか調べたところ、これも3週間かかることがわかったそうです。

ひとつの習慣が3週間続くと、それが当たり前に継続できるような状況になるということです。

 

これらのことから、人の潜在意識に書き替えを行うためには、一定の習慣や行動を3週間継続させる必要があることがわかったのです。

これは人としてのひとつの性能のようなもので、人ならだれでも必要な期間だと言えるでしょう。

 

この「最低でも潜在意識を書き換えるのに3週間(21日間)かかる」ということを、あなたは一体どのように活用できると思いますか?

 

3週間あれば誰でも人生を変えることができる

 

別の言い方をすればすぐに気がつくと思います。

「誰でも、3週間(21日間)『ある行動』を継続すれば、それが従来の潜在意識を新たに書き換えて、新たな人生に向かう基礎を作る」ということです。

それでは、ここで言う『ある行動』とは一体何でしょうか?

 

『ある行動』とは、習慣化されてしまった無意識の行動に刺激を与え、新たな行動に入れ替えるものです。

例えば、丁寧な言葉遣い、相手を思いやる姿勢、人に感謝する態度、愛情をもって人に接する姿勢などがあるかもしれません。

これらの姿勢を満たすような新たな行動を3週間(21日間)続ければ、潜在意識が書き換えられて、その状態が当たり前のごとくあなたは自分を変えていくことができるのです。

 

ただ、精神面だけで「私はそうなる!」と言い続けるよりも、その新しい行動を繰り返し繰り返し行って潜在意識を書き換えていく方が、余程有効なのです。

 

古い習慣を正すためには、新しい習慣によるのが最も効果的です。

いくら頭で考え続けても、継続的な行動が伴わないと状況は何も変わってくれないことは、既に誰でも経験済みだと思います。

 

新たな習慣を身に付けようと思うなら、この3週間(21日間)という一定期間を乗り切れば何とかなることになります。

この新たな書き換えを行う3週間(21日間)の苦しみが、一生続くわけでなないのです。

あたかもこれから一生続く苦しみのように思うから、途中で挫折してしまうのです。

苦しいのはたった3週間(21日間)だけだと知ってください。

 

潜在意識は現状を維持することを最も大切な機能として持っています。

新たな習慣のもとでこの3週間(21日)が過ぎると、潜在意識はこの期間に継続してきた状態が現状だと認識し始めます。

自動的に潜在意識が書き換えられた瞬間です。

 

こういったことがわかっていると、この期間を理想の自分に変えていくために戦略的に利用できると思いませんか?

漠然と「新しい良い習慣を身につけましょう!」ということではありません。

 

潜在意識の特徴とそのしくみを活かせば、あなた自身の目的に向かって、あなたの人生を思うように変えていくことができる、ということです。

魔法のように感じるかもしれませんが、これは生まれつき人間に付与された能力でもあります。

 

ただ、ほとんどの人は、今までの経験や嫌な思い出などの記憶が集積した状態を前提に、顕在意識にある知恵を使ってものを考える習慣が身についています。

この素晴らしい人間の持つ能力に気がついていない人が、世の中にはたくさんいるように思います。

 

 

ここでわかりやすい例を一つお伝えしたいと思います。

 

あなたがある講演会に行きました。

 

その講師は毎朝5時に起きて読書を1時間半するというのです。

 

その講師曰く、

 

「毎朝、読書を1時間半するだけで、足し上げると1週間で何時間になりますか?」

 

答えは10時間半。

講演会に参加したあなたは、朝の時間をうまく活用することで、一日の労働時間以上の時間を有効活用できることがわかりました。

 

さてこの話を聞いたあなたは、3週間無理やりでも朝の5時起きを続けました。

 

そして4週目に入った頃。

 

朝から外はシトシトと雨が降っています。

「今日ぐらいは寝ててもまあいいか!」と思ってそのまま起きずにいると、あなたの頭の中にどこからともなく「朝5時に起きるんじゃなかったの?」という声が聞こえてきます。

 

これが潜在意識の声です。

 

潜在意識にとっては、既にあなたが毎朝5時に起きるということが現状になってしまったのです。

一定期間の習慣があなたの潜在意識を書き換えてしまったのです。

 

あなたもこういった実験を自分でしてみませんか?

あなたの人生にとって決してマイナスになるものではないでしょう。

 

 

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2017年07月03日

潜在意識を書き換える方法とは?

潜在意識を書き換える3つの方法

あなたの心の奥底にある潜在意識を書き換える方法を3つご紹介したいと思います。

潜在意識は、いくら意識したり、考えたり、悩んだりしても、それだけで簡単に書き換えていくことはできません。

 

ここでは、潜在意識を変えていくことのできる方法について簡単に触れていくことにしたいと思います。

 

1,習慣を変える

まず、最初の方法は、自らの行動を変えることによって習慣を変え、自らのコントロールのもとで自分の潜在意識を書き換えていく方法です。

繰り返しながら潜在意識に刷り込んでいきます。

この方法は、前もって潜在意識のしくみや特徴を知り、その活用方法を学ぶことで、いつでもできるようになります。

そういったことを知らずにやみくもに始めると、強い意思が必要とされ、最終的には毎回三日坊主を続けるだけになる可能性もあります。

 

あなたの意思に従って新たな行動を続けることで、その行動は習慣となります。

古い習慣は、別の新しい習慣によってのみ変えることができると考えられています。

従ってその新たな行動を継続させることで新たな習慣を生み、潜在意識に刺激を与えつづけることができ、あなたの潜在意識を変えていくことになります。

 

では、継続的に行動を変えるとは、具体的にはどういったことをすればいいのでしょうか?

 

それは例えば、「挨拶の仕方を変える」、「言葉遣いを変える」、「話し方を変える」、「まず相手の話を聞く」、「すぐに怒らない」、「お付き合いする人を変える」、「生活習慣を変える」等々いろいろあると思います。

そこで最も大切なことは、ただやみくもに行動を変えるのではなく、「何のためにその行動を変えるのか?」といった目的を明確に自分の中に持つことです。

そのことによって、その新たに変えた行動を通して、その目的が潜在意識に届くようになります。

「私は○○である。だから、今□□をしている。」といった具合です。

○○の部分にその目的となる言葉が入ります。

 

なお、この方法を使う上で、絶対に注意すべきことをひとつだけお伝えしておきましょう。

それは行動の習慣化をしている最中に、「私は○○になりたい。だから、今□□をしている。」と自分に対してつぶやかないことです。

つい口に出してしまいがちな表現かもしれませんが、この言葉の意味をよく考えてみましょう。

この言葉の前提になっていることは何か、ということです。それは「私は○○ではない」ということです。

 

従って、この言葉を吐くたびに、あなたの潜在意識は「私は○○でははい」という刷り込みを受け続けることになります。

これを聴いた潜在意識は、この「私は○○ではない」状態を維持しようとします。

そのことによって、潜在意識はいつまで経ってもあなたがこう言い続けることができるようにしてくれます。

つまり、いつまで経っても○○という目的を到達させないようにし始めるのです。

そうすることで、いつまでもあなたは「私は○○になりたい」と言い続けることができるようになります。

 

このように何気なく口に出す言葉とその真意が真反対の意味になって受け入れられてしまうことは、顕在意識と潜在意識の大きな違いのひとつかもしれません。

顕在意識の世界では「こうなりたい、ああなりたい」と願望を口に出して言うことは、別におかしなことではありません。

でも潜在意識の世界では、こうした言葉は、「私はこうではない」という現状をその前提として刷り込み続けていることになります。

その満足しない現状にいれば、いつまでも同じ願望を言い続けることができるわけです。とても皮肉な話です。

これは潜在意識の特徴としくみを知らないと、簡単に陥ってしまうワナなのです。

 

少し余談になりますが、神社やお寺にお参りする際に、「○○となりますように・・・」とお願いすることも実は危険なことなのです。

この前提となる状態が何を言っているのかを考えてみてください。

こういった言葉を口に出すと、その前提となる「○○となってはいない」状態を維持するように、常にあなたの潜在意識に刷り込まれてしまうことを覚えておいてください。

 

2,感情の揺さぶり

潜在意識を変えていくふたつ目の方法は、喜びや恐怖などを感じている時に、感情が動きやすくなっているということを利用するものです。

揺れる吊り橋を男女が一緒に手をつないで渡り、恐怖体験を共有することで、その後、恋愛関係に発展しやすくなるという話を聞いたことありませんか?

お化け屋敷に怖いもの見たさで一緒に入るのも同じです。

感情を極度に揺さぶられているときには、潜在意識に感情が入りやすくなります。

ただし、常に恐怖体験を共有するというのは不確実な面も多く、日常的に活用できる方法とは言い難いかもしれません。

 

3,催眠

潜在意識を変えていく3つ目の方法は、催眠による方法です。

これは初めに挙げた方法のように自己のコントロールのもとで潜在意識を変える方法とは異なり、他の人の力を借りて自分の潜在意識を変えていく方法と言えるでしょう。

なお、自己催眠は自らの意思で自分への暗示をかけていくことです。

他の人に催眠をかけてもらう場合は、その人に対して強い依存心を植え付けてしまう可能性もあります。

 

催眠とは、意識の門番である顕在意識を眠らせて、あるいは顕在意識の注意を別に向けておいて、その中にある潜在意識に一定の言葉や意味をストレートに入れていく方法です。

まったく痛くなく、打たれたこともわからない注射のようなものです。

それをその人の潜在意識に直接打って中身を注入することになります。

従ってこの方法は、マインドコントロールに発展しかねないような危険な面もありますが、改善に向けて強烈に効いてくることも事実です。

潜在意識には、過去の出来事の記憶や考えていること等、すべて映像で保存されていると考えられています。

その映像に、言葉を使って効果的に刺激を与える方法が催眠です。

 

具体的な催眠手法についてはここでは触れませんが、結果として「それって、そういうもんですよね!」というメッセージを潜在意識に入れることができれば、催眠手法による効果は十分だと言えるでしょう。

自分の中の潜在意識を変えていきたいという時には、催眠手法は最も簡単な方法かもしれません。

 

 

 

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2017年06月27日

あなたは大丈夫?ストレスが溜まると出やすい筆跡

ストレスがたまっているのに自覚できないことがある

 

「長生きするためには、多少のストレスがあった方がいいらしい」という話、あなたはどこかで耳にしたことありませんか?

ある程度のストレスは、適度な緊張感を生むことになるので、悪いことばかりじゃないという考え方もあるようです。

本人の中に本当にストレスがまったくなくなってしまうと、徐々にボケが始まる、という考え方もあるようです。

 

ところで基本的な話になりますが、ストレスって一体何でしょうか?

 

いかにもストレスという物質があって、体内または脳内に物理的に何かたまるものであるかのような前提で語られることが多いようです。

ですが、ストレスとはモノとしてあるのではなく、自分の内部に感じられる精神的負担のことだと思います。

実態あるモノとして見ることができないので、それが何なのか自分でもよくわからないこともあるようです。

 

自覚できなくても、ストレスは文字にあらわれる

 

筆跡はその人の心の内側を「見える化」するものです。

心の奥底に感じるストレスについて一定の許容範囲を超えると、筆跡にあらわれやすくなります。

個人差はありますが、あなた自身がこういった筆跡特徴のある自分の字を見つけたら、

 

「あ!結構ストレスになっているな・・・自分なりの発散方法を実行しよう!」

 

と自己コントロールするために指標として活用することもできます。

具体的にこうしたストレスが、字のどういったところにあらわれるのか、次に一例をご紹介したいと思います。

 

具体的な特徴のご紹介

以下にとてもわかりやすい事例をご紹介します。

 

「道」などの字で、旁の「首」の中の横線が付いてしまっているような字を見かけることがあります。

字がつぶれてしまっているのです(画像 左)

 

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本来なら横線で3つに区切られた間隔ができる部分です。

 

こういった字を書く人は、日頃から細かいことや嫌なことに神経をすり減らしていることがうかがえます。

つまり強いストレス状態に置かれているため、細かい作業などはできるだけ省略したくなるのです。

あるいは気を配るのもおっくうな状態なのです。

 

そして興味深いのは、こういった行動は、ほとんどの場合無意識に行われることです。

この字を書いている精神状態をあえて言えば、

 

「ここまで書けていれば誰だって「道」って読めるでしょ。

わかればいいじゃん。細かいことにいちいち気を配っていられない!」

 

・・・こういった感覚が、まさに日常的に強いストレスを感じている証拠なのです。

 

その反動が日常的な行動にもあらわれ、字にも残されているのです。

 

普段の行動でもストレス過多の人は、ちょっとしたことに対しても、過敏に反応したり、行動や言葉遣いが少し荒くなることが多い筈です。

態度や言葉遣いなどを無意識に変えて、ストレスを発散させているのです。

そのストレスのはけ口にいる人はたまらないですね。

 

ここで挙げた字を書いた方は、その後3週間ほど長期休暇を取られて旅行に行かれました。

 

帰ってきてすぐに書いてもらったのが、先ほどの画像右の字です。

前に書いた自分の「道」の字を見せたところ、「え!こんな字書いていましたか?」と本人も驚いていたことを思い出します。

意識の上では感じていなかったストレスも、字にはハッキリと出ていたことになります。

 

ストレスがたまったときの解決策をいくつかご紹介

 

ストレス発散法は人によっていろいろあると思います。

 

大切なことは、

 

1.まず自分がストレスを感じていることを自覚すること。

2.そうなっている原因がどこにあるのかを知ること。

3.自分なりのストレス発散法を知っておくこと。

 

です。

 

ストレスを感じる原因の中には、一定の自分勝手な思い込みで一方的な解釈をしたり、相手に対して余計な猜疑心を持ったりしていることもあります。

 

あるいは、「私は○○でなければならない!」とか、「私はこうあるべきだ!」といった信じ込みと、その意に沿えない現在の自分の姿に、イライラ感や腹立たしさをつのらせている可能性もあります。

自らストレスを作りだしているワケです。

 

「なぜ、ストレスと感じるのか?」とよく考えてみると、その原因が、自分の内部に潜んでいるある一定の強い信じ込みと現実とのズレによることもあります。

 

世の中には、自分のストレスの原因となったことと同じことを周りの人に対しても行い、自分のストレスを発散させているような人がいます。

誰かにイヤなことをされたら、自分もイヤなことを誰かにするという姿勢です。

この方法は、ストレスの発散方法としては最悪だと言えます。

なぜなら、周りを不快にさせるだけでなく、本人も周囲を巻き込みながら、ストレスフルな負のスパイラルに一緒になって巻き込まれていくことになるからです。

 

まとめ

 

筆跡は、その人の心の内側にあるものが痕跡となってそこに残されています。

心の中にわだかまりがあれば、そしてそのわだかまりが大きなストレスとなって心身の重荷になっていれば、無意識に書く字にその特徴が自然とにじみ出してきます。

誰もがその時の自分にとって最も心地良い字を書いています。

本文でも触れたように、通常であればキチンと間隔を空けて書く部分も、省略したり、グチャグチャっと書きたくなってしまうのです。

 

例えば、最近よく眠れないとか、夜中に目が覚めてしまう、あるいは最近ものごとがすぐに決められないことが多い、急に汗が出るようになったといった具合に、ストレスによる不調は、必ず身体のどこかにサインとしてあらわれるものです。

これは行動の一部である「字を書く」という作業の中でも、同じようにあらわれているのです。

筆跡はその場に残されているので、目で見てすぐにわかる証拠でもあります。

 

身体に変調をきたす前に、そのストレスの原因を探り、自分にとって最も有効と思われるストレス発散法を実行することが重要だと思います。

健康状態に支障をきたす前に、自分のことは自分でコントロールする意識を持つことが大切です。

 

 

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2017年06月20日

筆跡診断は果たして信憑性があるのか?

 

筆跡診断で特性がわかる

例えば、あなたと同じ職場で何年間も一緒に仕事をしてきた人がいるとします。

 

何年も一緒にいたこともあり、あなたはその人の人柄や個人特性について、ある程度はわかるようになっているはずです。

 

この人柄や特性は、出会ってすぐにわかるようなことではなく、一定の観察期間が必要なものです。

 

ただ、筆跡を一目見れば、このような「時間をかけないとわからないような人柄・特性」が一瞬でわかります。

 

これは、字を診れば会ったこともない相手の特性を事前に知ることができる、という大きなメリットにつながります。
もちろん相手を知るための時間の節約にもなります。これができるようになると、より良いコミュニケーションや人間関係の構築に大きく貢献することになるでしょう。

 

相手の特性を事前に知ることで、より良いコミュニケーションが図りやすくなると共に、短時間で人間関係の構築ができるようになります。
これがあなたにとってどれだけ大きなアドバンテージを生むのか、すぐに想像できると思います。

 

では果たしてどれくらい信憑性があるのか?

 

私の行っている筆跡で診断する方法は、私の師匠である日本筆跡心理学協会 根本寛会長(故人)から習得したものです。
日本筆跡診断士協会 森岡恒舟会長のもとで故根本寛氏が共に様々な方々の筆跡データを集め、筆跡診断の世界をまとめあげたものが基本になっています。元のデータに関する資料は公開されておりませんので、筆跡から診断していく方法の信憑性を疑う声が一部にはあるようです。

 

私は今までに1,400名を超える方々の筆跡を診断してまいりましたが、個人特性と筆跡診断の内容が大きくズレることはありませんでした。
その字を書いた方の個人特性を見極めるツールのひとつとして、とても有効な方法だと思っています。

 

ただし注意して欲しいのは、この方法でその人の特性がすべて明確にわかるということではないということです。
個人特性が、本人ですらすべてがわかっているとは言い切れない以上、筆跡からわかるのはその中の部分的なものになります。

 

特に筆跡診断は、その人を決してタイプ分けするものではない、ということも大切なポイントです。
「○○といった特性を持っている」ということまでしかわかりません。
その特性が目に見える形になってあらわれているかどうかまでは、わからない場合もあります。
人は目的に応じて考え方や行動を変えることがあります。これが、「ひとりの人間には人格が70ある」などと言われる所以です。

 

ここで最も大切なことは、「その○○といった特性が自分にある、ということをどこまで自覚しているか?」という点です。
これがわかれば、意図的にその特性を活かすことができるようになります。
その特性に気がつかず、「そんなの誰だってそうでしょう?」ととらえていたら、その特性を伸ばすどころか、初期の段階でその芽を自ら摘んでしまうことになりかねません。
なぜなら、「誰だってそうだろう・・・」と信じている部分を、自分の個性として伸ばそうとは誰も思わないからです。

 

筆跡診断の歴史(海外)

フランスでは、筆跡から書き手の性格を分析する筆跡心理学(グラフォロジー(Graphology))の分野の研究が進んでいます。
グラフォログ(筆跡診断士)と呼ばれる有資格者が、フランスの公的機関のもとで認可されています。
「グラフォログ(筆跡診断士)」第1種は、フランス・グラフォロジー協会が認定し、第2種は国家資格になっています。

 

このフランス・グラフォロジー協会(パリ)は、ヨーロッパのグラフォロジーの分野では総本山として位置づけられているようです。
この協会のこれまでの役員は、アンドレ・ジイド、アルバート・シュバイツァー、アンドレ・モーロア等、ノーベル賞受賞者や知識人が名を連ねており、非常に権威ある団体となっているようです。

 

またフランスでは、企業の社員採用の際に、個人特性を知る資料としてグラフォログの筆跡診断結果が使われるそうです。
他に、ドイツ、イタリアでもグラフォログは公的機関の有資格制度として成立しています。
アメリカではあまり一般化はしていませんが、精神科を中心とした医学的グラフォロジーの研究に熱心のようで、神経症や精神病と筆跡の関係が研究されています。

 

日本における筆跡診断の歴史

※以下は故根本寛氏の書かれた記事から一部抜粋したものです

 

我が国における筆跡心理学の最初の著作物は、昭和39年に発刊された『書の心理』(誠心書房)です。
当時、新潟大学教育学部の黒田正典教授(1916年生まれ。元/東北福祉大学教授)が著したものです。
黒田先生は、同著の中で「筆跡心理学」という用語を使用しています。
外国の筆跡心理学の紹介と、ご自身も毛筆の筆圧測定など独自の研究を行い、東北大の教授連との交流があり協力も得ていた様子です。

 

『書の心理』のまえがきにつぎのように書いています。

 

(前略)

 

「わが国の筆跡心理学は、これから広大な未知の地帯に向う探検に似ている。
本書では計量的、実験的方法と内観的、了解的方法の両方が重視された。
前者は実証的であり、後者は直感的であるといえる。
よく誤解されるように、直感的なものは実証的なものによって克服されねばならないような認識論的に価値低いものであるとは考えるべきではない。
正しい認識のためにそれぞれの役割を持っていると考えるべきである」


(中略)


「本書では、あるものにおいては、実証的なものをして直感的なものの妥当性を検討させている。
他のものにおいては、重要なものは直感的なものであり、実証的なものは直感的なものを統制する補助手段となる。
また、さしあたり実証的なものが無力な対象については、直感的な見通しの獲得が求められている。
直感的なものが見通しを与え、実証的なものがその見通しを確かめるといわねばならぬ」

 

(後略)。

 

このように、筆跡心理学の研究においては、「直感・推論」的なものと、「実証」的なものの双方にそれぞれの役割があり、大切であると述べられています。

 

筆跡だけでなく「人」を見るのも重要

「健康であること」とは、肉体と精神が調和した結果です。
同様に、人を観察する時は、筆跡を診ると同時に本人と直接会うことも、とても大切なことだと思います。

それは筆跡からわかった個人特性を、実際に確かめる意味でもあります。
つまり、筆跡でわかった特性と本人の行動傾向や言動との差を観察することができるのです。
本人が筆跡でわかる特性を表に出していないとき、必ずそこには何らかの理由があります。
その理由を明らかにして、本人のことをより深く知るチャンスにつなげることもできます。
このように直接相手に会うことも、プロファイリングする上では重要な役割を担っています。
実際に会う前に、既に相手のことがある程度わかる、というメリットを有効に使ってもらいたいと思います。

 

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2017年05月22日

実はこんなにも違う!筆跡診断と筆跡鑑定の違いとは?

筆跡診断と筆跡鑑定を混同されている方が多い

筆跡診断は、筆跡からその人の「思考のクセ」や「行動傾向」など、「個人特性」を見抜くものです。
場合によっては、普段の「口グセ」などがわかる場合もあります。

 

書かれた字には、その人の無意識の世界がそのまま残されているので、筆跡診断はそれを読み取るスキルである、という考え方です。

 

「字を診たらその人のことが何かわかるらしい」というミステリアスな視点から、占いやスピリチュアルの世界と同じようなものだと考える方もおいでになります。

 

しかし、筆跡診断は筆跡に隠された本人の深層心理を読み取るためのスキルでしかありません。

残念ながら筆跡診断には、占いのようにミステリアスな点は一切ありません。

スキルというのは、学習し実践すれば誰にでも身に付けることができるものです。

 

一方、よく耳にする筆跡鑑定は、書かれた字が誰によって書かれたものなのかを鑑定するものです。
「同筆」か「異筆」を判定することを最大の目的としている専門分野です。
前者が同じ人物が書いたもの、後者が他の人物が書いたものを示しています。

 

例えば、
「亡くなる前日にたまたま病院に見舞いに行ったら、
爺ちゃんが全財産をオレにくれるって、この手帳に書いてくれたよ。ほら、これだよ・・・」

 

などと孫が突然言い出した時などに使われることもあります。

 

親族が、遺言書や、故人の意思をあらわしたとされる文書としては信頼できないと判断したときに、本人の書いたもの(同筆)かどうかを鑑定するのです。

 

私にこの両方の世界を教えてくれた一般社団法人 日本筆跡鑑定人協会根本寛会長(故人)は、筆跡の診断を習得した人にしか筆跡の鑑定は教えない、という姿勢を貫かれた方でした。

 

その人の個人特性もわからずに、字の形だけで筆跡鑑定をしてしまうと、とんでもない間違いを起こす可能性がある、との信念に基づくものです。

 

私も筆跡鑑定はできますが、民事訴訟等の争いごとの世界に首を突っ込むことになるためどうも性に合わず、本業にはしていません。

 

ノウハウは一緒だが、目的が違う

字の形からその人の特性を診ていくという点では、筆跡診断も筆跡鑑定もそのノウハウは一緒です。

どちらも字の書きグセからその個別性を判断したり、無意識の分野についてその特性を診ていくものです。

 

書きグセと一言で言ってもチェックポイントはたくさんあります。
字の大きさや偏と旁の間の空き具合、傾き、ハネの強さやその方向、角の丸さ、縦長横長、書き始めの角度、書くスピード、筆圧、字の配置、書き順等、どれもその人特有のものです。
これらのクセは直そうとしてもなかなかできるものではなく、自然にあらわれてしまうものです。

 

そういった違いを診ながら本人の書いたものかどうかを判定するのが筆跡鑑定、そういった書きグセのある人の共通する特性や深層心理を探ろうというのが筆跡診断です。
当然、筆跡診断のできる人が、その筆者の個人特性を知った上で、筆跡鑑定をした方がいいと思うのは、私だけではないと思います。

 

以下に筆跡診断と筆跡鑑定の特徴や違いについて、少し詳しくお伝えしたいと思います。

 

筆跡診断

その人の個人特性を読み取り、明文化して目に見える形で示すものです。
私はその人の「無意識の世界の見える化」などと呼んでいます。
人には誰でも4つの心の窓があると言われています。
これは「ジョハリの心の窓」と呼ばれ、1955年に二人の心理学者(ジョセフ・ルフトとハリー・インガム)によって提唱されました。
ジョハリとは、この二人の学者の名前からとったものです。

 

次の4つです。

 

1,オープンの窓(自分も他人も知っている自分)

2,秘密の窓(自分しか知らない自分)

3,盲点の窓(他人は知っているが、自分では知らない自分)

4,未知の窓(自分も他人も知らない自分)

 

筆跡の診断をすると、この4つの窓がすべてわかることもあります。
ただし、その読み取れた個人特性が何番目の心の窓なのか、ということまでは残念ながらわかりません。
これは筆跡診断でわかることの限界だと思っています。

 

また例えば、4番目の窓(未知の窓)を指摘した場合、「その特性は私じゃありませんね(ハズレましたね・・・)」という反応をいただくこともあります。

本人は意識したこともないので、当然かもしれません。
あるいは残念ながら、私が診断を間違えた、という可能性もあり得るでしょう。

 

そんな時、私はクライアントさんに以下のような話をするようにしています。

 

1,私の指摘間違いの可能性もあること。

2,指摘したことは、自分自身でも知らない個人特性のひとつかもしれないこと。

3,それは、自分の新たな可能性を示すことになること。

4,自分の特性の一部かもしれないと念頭に置いておいて欲しいこと。

 

私との出会いが、新たな自分自身の可能性の発見につながるチャンスになれば、これほど嬉しいことはありません。

 

筆跡鑑定

民事訴訟や刑事事件などでも行われるものです。
ニュースや映画、テレビドラマ等でも採り上げられることも多いと思います。
前出の筆跡診断という言葉に比べて、筆跡鑑定は遥かに聞き慣れた言葉かもしれません。
その目的は一言で言えば、「その字は誰が書いたものか?」を鑑定するものです。
その結論は、同筆か異筆か、のどちらかしかありません。

 

ここで最も大切なことは、誰にでも書ける部分が似ていることを根拠に同筆・異筆を判定するのか、他の人では書けない特徴を見抜いて同筆・異筆を判定するのか、ということになります。

 

前者はとにかく形が似ている部分、あるいは似ていない部分を探し出して結論を出すやり方です。
後者は、単純に字の形が似ているかどうかではなく、その人にしか書けない書きグセや無意識で書いている部分を見抜いて結論を導き出す方法です。

 

この二つには基本的に、似て非なるものがあります。

 

故根本寛氏は後者の姿勢を貫いていた方で、ご自身の筆跡鑑定書以外にも、前者の姿勢で作られた筆跡鑑定書の反論書を数多く手がけられていました。

 

例えば、お金を出すからこういう筆跡鑑定書を書いて欲しい、といった依頼が一部の親族から出されることなどもあったそうです。
まずその筆跡を簡易鑑定してみて、事実がその意向に沿えないとき、つまり依頼者の希望通りには書けない場合は、丁重にお断りをしていたそうです。
ところが裁判で、その依頼人の意に沿った筆跡鑑定書が別の鑑定人から堂々と出され、あきれ返ったことがあったというお話も聞いたことがあります。
すぐに別の親族から依頼があり、反論書を書いて裁判で勝利したことなども伺っていました。

 

筆跡鑑定人として活動されている方々も玉石混合のようです。

 

残された筆跡の意味づけによって、大きな財産が動いたり、貴重な証拠の一部に採用されるのが筆跡鑑定の世界です。
そのためには手段を選ばず、いろいろな手を使ってごまかそうとする人、そしてお金をもらってそれに加担する人も出てくるでしょう。
こういった世界に性格的にどうしても馴染めない私は、筆跡の鑑定はやっておりません。

 

筆跡を診ながら、人と争ったり人のイヤな面を見るより、その人の良い面を伸ばす方向に使っていきたいと考えています。

 

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日本で唯一の筆跡心理コンサルタントは、港区南青山を拠点に活動しております。セミナーやコンサルティングを通じて、たくさんの方の筆跡を拝見したり、ご相談を受け、日々思うこともございます。
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